投資信託を始めたばかりの方
そんな方にオススメできるファンドを集めました。
イチオシは分散投資できる「全世界」ファンドです。
世界経済を牽引する「全米」もありです。
2023年5月現在をまとめましたのでご参考にどうぞ。
おすすめ低信託報酬率ファンド
全世界
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))がオススメです。
信託報酬0.1102%と圧倒的に低いです。
それでいてリターン3年の年率は20.06%という高さ。
カテゴリ平均の16.92%を大きく上回っています。
そのほか、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)もオススメです。
信託報酬0.1133%ですが、リターン3年の年率が20.79%と前述の雪だるまを上回る高さです。
コストにのみ焦点をあてるか、コストほぼ同率ならパフォーマンスをとるか、そのへんは好みです。
どちらのファンドも優秀であることはまちがいないです。
全米
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がオススメです。
信託報酬は0.09372%、リターン3年の年率は22.45%です。
カテゴリ平均18.42%を大きく上回っています。
そのほか、SBIーSBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V/S&P500)もS&P500をベンチマークしています。
信託報酬も0.0938%とeMAXIS Slimとほぼ同率です。
SBI証券 低信託報酬率ファンド(全米・全世界)
ファンド名 | 信託報酬 (税込)/年 | リターン (年率) | カテゴリ 平均 (年率) |
SBI-SBI・ 全世界株式 インデックス・ ファンド (愛称:雪だるま (全世界株式)) | 0.1102% | 20.06% (3年) | 16.92% (3年) |
SBI-SBI・V・ S&P500 インデックス・ ファンド (愛称:SBI・V・S&P500) | 0.0938% | 22.3% (3年) | 18.42% (3年) |
SBI-SBI・V・ 全米株式インデックス・ ファンド | 0.0938% | 2.93% (1年) | 1.01% (1年) |
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークする2021年6月にできた新しいファンドです。
「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は全米株式市場に上場する約4,000銘柄で構成されている時価総額加重平均型の株価指数です。
ベンチマークが異なるため単純比較できませんが、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はリターン1年の年率4.34%とリードされ水をあけられています。
すこし様子見したいところです。
eMAXIS Slimシリーズ
全世界株式(除く日本)、全世界株式(オール・カントリー)を同じようなファンドが2種類ありますが、カッコにある名前のとおり、構成銘柄から日本が除かれているか除かれていないかのちがいです。
「除く日本」ほうが0.42%もリターン3年の年率が高いです。
「オール・カントリー」には日本が5.5%含まれています。
日本オワコンだと考えるなら「除く日本」、日本イケてると考えるなら「オール・カントリー」を選びましょう。
楽天証券 低信託報酬率ファンド(全米・全世界)
ファンド名 | 信託報酬 (税込)/年 | リターン (年率) | カテゴリ 平均 (年率) |
楽天・全世界株式 インデックス・ファンド 【愛称】楽天・VT | 0.195% | 21.39% (3年) | 14.37% (3年) |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 0.162% | 22.92% (3年) | 19.93% (3年) |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド【愛称】楽天・VT、楽天・全米株式インデックス・ファンドはどちらもリターンはとても良いのですが、信託報酬が他のファンドと比較すると若干高めです。
低信託報酬率ファンドとしては選択肢に入りませんが、総合的に考えると決してわるくありません。
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、先述したSBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンドと同じく「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」をベンチマークしています。
そう考えるとSBIーSBI・V・全米株式インデックス・ファンドも楽天・全米株式インデックス・ファンドのように今後のリターンは高く推移してくるかもしれません。
まとめ
投資信託100万円を1年間保有するとき、信託報酬0.1%だと 1,000円が証券会社に渡ります。
つまり保有資産1,000万円だと1年間で10,000円です。
信託報酬0.1%でこの額ですので、0.2%だとその倍です。
パーセント比率で見ていると気づきにくいですが、金額に変換すると生活延長線上のリアルな数字でわかりやすくなります。
信託報酬の低いファンドを選んで利益をすこしでもつみあげていきましょう。