ウクライナ情勢の先行きがとても心配ですが、こういう現状変更がまかり通ってしまうことになると、今後ますます不安になってくるのは台湾とか尖閣諸島とかですよね。
ウクライナ東部を独立承認したロシアにわが国のプライムミニスターは「強く非難」したそうですが、経済力が世界3位、軍事力は世界5位という実力があっても、国際社会で率先して強いリーダーシップを発揮できてない時点でなんか終わっちゃってるような気が。。。強く非難って。。。大丈夫なんだろうか。。。
というわけで、世界の雲行きがだいぶ怪しくなってきてますので、能天気なわが国もそろそろ軍備増強だー!憲法改正だー!の動きがぐんぐん加速してくるのかなぁと勝手に想像して、これまでまったく興味なかった日本軍需産業をのぞき見してみます。
👆ここまで2月22日に下書きました。
👉23日に日本独自の3つの制裁が発表されましたが、ロシアに直接関わる制裁は1つだけのような気が。。。
下層庶民なあきまるにはなにがなんだかよくわからん軍需産業の事業内容についてはウィキペディアから引用してあります。
お時間に余裕がありましたら一緒にのぞき見お付き合いお願いします👀
7011 三菱重工業
三菱重工業は伝統的に「三菱は国家なり」という意識を持っており、国への所期奉公を社是としている。三菱重工業の社長、会長を歴任した飯田庸太郎は「防衛産業で日本のお役に立てなければ、三菱が存在する意味はない。もうかるからやる、もうからないからやらないではなく、もって生まれた宿命と思っています。」と語っている。
兵器製造の分野では旧防衛庁(現在の防衛省)への納入実績が第一位の企業であり、世界では21位、日本ではトップの軍需企業とされ、戦闘機・ヘリコプター・イージス艦を含む護衛艦・潜水艦・戦車・ミサイルなどを製造している。事実上、日本の国防を担っている存在である。
Wikipedia
Wikipediaにあるとおり、事実上国防を担っている大変重要な企業らしいですが、「三菱は国家なり」って言いきっちゃうのがすごいですね。
しかも口先だけじゃないのがすごい。
旧防衛庁への納入実績一位っていうのは国とのあいだに信頼関係がしっかり築けているからできるのでしょうね。
でっかいこと言いきっちゃうとそれなりの覚悟が伴うので結果を出せるのかな。
ちょっと話が逸れますが、海賊王にオレはなるってルフィはだいぶむかしから言い張ってますが、なれますよきっと。
話が戻って、航空関連の主力事業を持っている企業はコロナで厳しそうです。
ただ世界でも上位の軍需企業ですし、よほどのことがないかぎり安泰なのかなぁと思います。
配当は100株あたり年間9,000~11,000円です。
7012 川崎重工業
社是に相当するミッションステートメントには「テクノロジーの頂点へ」と記されており、超高度な技術力の錬磨を推奨する社風を展開する。過去の歴史をさかのぼれば、日本で初めて蒸気機関車や高速鉄道の製造を行うとともに、ライト兄弟の初飛行からわずか15年で航空機工場を設立、戦後はオートバイなどに代表されるコンシューマープロダクツへの進出を成功させている。近年では、航空機の機体・エンジンの両方と、宇宙機器の開発・製造を担う航空宇宙産業としてその名を轟かせている。武器輸出三原則に代わり閣議決定された防衛装備移転三原則に従い、潜水艦や航空機の売り込みを図るなど防衛装備品の海外輸出検討も積極的に行っている。
Wikipedia
Wikipediaに日本で初めて国産蒸気機関車を手掛けたとあるので、鬼滅の刃の無限列車のモデルと言われている8620形を製造したのが川崎重工業の前身企業になるということかもしれません。
「テクノロジーの頂点へ」という社是がしっかり実現できているすばらしい企業ですよね。
でっかいこと言いきっちゃう会社なのにちゃんと結果を残すからすごいです。
下層庶民下層庶民と卑屈になってばかりいられないなぁとあきまるは襟を正される想いですが、見習いたいけど、じぶんの場合はでっかいこと言ってもただの嘘つきの狼中年でおわるかな。。。
川崎重工業も三菱重工業と同じく主力の航空事業の赤字が続き厳しい感じです。
自衛隊の潜水艦や航空機を担う有力な国防企業ですので、引き続きがんばってほしいです。
配当は100株あたり年間3,000~5,000円です。
7013 IHI
航空の分野において、IHIはジェットエンジン製造を専業とし、日本国内初のターボ・ジェットエンジン「ネ20」は同社の製品である。日本国内におけるジェットエンジンのシェアは60%を超え、トップである。
戦前の日本海軍からの受注は小型艦が主立っていたが(幕末および明治初期に数隻建造したのみで軍艦建造から離れたが、大正期になり駆逐艦建造で復帰)、当時先進的な上陸戦能力を備えていた日本陸軍の船舶部隊より、特種船と称す大型揚陸艦(現代の強襲揚陸艦の嚆矢とされる船種)を受注しており主力船2隻を建造している。
戦後は輸出向けに建造されたことはないため、納入先は海上自衛隊のみである。
Wikipedia
三菱重工業、川崎重工業と並び日本三大重工業の一角を担う企業です。
社名が変わるまえは石川播磨重工業という名前でした。
あきまるはむかしの名前に馴染みあります。
2018年当時で世界82位の軍需企業です。
配当は100株あたり年間5,000~6,000円です。
6503 三菱電機
誘導機器 - 鎌倉製作所:防衛省関連の製品としてミサイルを製造している。戦闘機用の中距離空対空ミサイルで、ライセンス生産ではレイセオンのスパローミサイル(AIM-7F)、自社開発では99式空対空誘導弾(AAM-4)、地対空ミサイルでは03式中距離地対空誘導弾(SAM-4)がある。他にパトリオットミサイルやイージス艦に搭載されるシステムや警戒レーダーJ/FPS-5(通称「ガメラレーダー)等、BMD関連の業務も行っている(警戒レーダー等は通信機製作所が担当)。
Wikipedia
完全なる偏見ですが、あきまるは三菱というと、エアコンの「霧ヶ峰」のイメージしかありません。
そのむかしアメリカからやってきたエアコンは室内機と室外機が一体でそうとう重くて設置に苦労したみたいで、三菱電機が日本の住宅事情に合うようにセパレート型エアコンとして初の壁掛型「霧ヶ峰」を1967年に作ったらしいです。
既存のものを凄まじくブラッシュアップしてまったく新しい別の価値を生み出せちゃう素敵な企業です。
そんな三菱電機も古都・鎌倉で高性能なミサイルとかレーダーを製造しちゃってるみたいです。
エアコンからのミサイルっていうふり幅があまりに乖離しすぎていて実感がわきませんが、かなり軍事軍事してる軍需企業です。
家電製品が主力だからか美しいキャッシュフローです。
うっとりしちゃいます。
ちなみに「霧ヶ峰」のほかに「軽井沢」とか「上高地」っていうエアコンもむかしあったみたいです。
避暑地に別荘っていうトレンドがそのむかしにはあったからみたいです。
エアコンが世に出回り始めたころはまだ高級品だったでしょうからそういう名前だったんですね、きっと。
6702 富士通
日本の総合エレクトロニクスメーカー、総合ITベンダー。通信システム、情報処理システムおよび電子デバイスの製造・販売ならびにそれらに関するサービスの提供を行っている。
Wikipedia
パソコンとか通信機器のイメージしかありませんでしたが、調べてみたら意外や意外、軍事関連のソフトウェアや通信技術でかなり軍事軍事してる企業なんですね。
箱モノの中身開発専門の企業です。
箱がいくら良くても中身が微妙なら箱も含むパッケージが残念な仕上がりになるのでソフト開発って重要な役どころでうま味がありますよね。
2018年当時で世界72位の軍需企業っぽいです。
現代の戦争は情報戦と言われてるので箱の中身の重要度はより高まってくるでしょうからうま味はマシマシでしょうね。
6701 日本電気
有線・無線通信機器(IP電話網、携帯電話基地局、テレビジョン放送設備、都市・交通無線、鉄道無線、船舶無線、航空無線、自動車通信、宇宙通信等)、コンピュータ(IAサーバ、UNIXサーバからメインフレーム、スーパーコンピュータまで)およびITサービス(システムインテグレーションSI、デジタルトランスフォーメーションDX)を主力事業としている。
Wikipedia
NECという呼び名で超有名ですよね。
PC-8800シリーズとかPC-9800シリーズとか知ってる世代の皆さんはNECにかなり思い入れがあるかなぁと想像します。
ちなみにPC-88は8ビット、PC-98は16ビットでした。8ビットは情報量が256通り、16ビットは65,536通りです。
今のパソコンは64ビットが主流で約1844京6744兆737億通り。
PC-8801が発売されたのは1981年(昭和56年)ですから41年経っているわけですが、扱える情報量が256から1844京以上になってるって、もう意味不明なレベルの技術の進歩です。
例えるなら悟空でしょうか。
PC-88がシッポついてたころのちっちゃい悟空だとすると、現在流通してるパソコンはだいたいがスーパーサイヤ人ゴットです。
パソコンの世界もパワーインフレがヤバすぎますね。
あきまるが使ってるパソコンもスーパーサイヤ人ゴッドです、使いこなせてないけど。
日本電気は富士通と同じくソフト面や通信面で軍事軍事してる企業です。
2018年当時で世界99位の軍需企業っぽいです。
まとめ
建前上は軍隊がない羊っぽい雰囲気まとってるわが国なのでアメリカみたいなすごい軍需企業はむかしとちがって今はそんなにないんじゃないかと勝手に思いこんでいましたが、じつは日本ってかなり軍事軍事してました。
自前の軍と核をもてないから国としてちょっと心配ではありますが、世界情勢の混乱によって潮目が変わってきたら、軍事軍事してる軍需企業には国防を担うためにがんばってほしいです。
さいごまで読んでくださってありがとうございました!