NISAも投資信託もぜんぶすぐわかる書籍をご紹介します。
資産運用検討中のみなさまの参考にしていただけるとうれしいです。
あきまるが読んだ書籍なのですね
NISAって何❓っていうレベルだったらから、パッと見てわかる図解入りの本とか選んだんだ
おすすめ書籍3選
だれでもカンタンにできる資産運用のはじめ方
著者「まがいまさこ」さんはファイナンシャルプランナーです。
カラーのイラスト入りの親しみやすさが特徴です。
投資信託からNISA・iDeCo、運用前の手続きと運用プラン、買わないほうがいい投資信託や投資に向かない金融商品など、初心者向けにていねいに紹介してくれています。
たとえばこんな一節。
仮想通貨への投資は、実体のないものに投資しているという点でFX以上にギャンブル的といえます。当然のことですが、長期の資産形成には適していません。仮想通貨の将来性に期待して購入するとしても、少額を保有する程度にしておきましょう。
P.152より抜粋
仮想通貨にも興味がありましたがこの説明をうけて思いとどまりました。
道を踏みちがえやすいビギナーにやさしく諭してくれます。
読みやすいですが、噛むほどに旨みのでるスルメのような凝縮された一冊です。
本当にお金が増える投資信託は、この10本です。
著者「篠田尚子」さんは楽天証券ファンドアナリストです。
投資信託の買い方のコツ、買ったあとに何をするべきかを説明してくれます。
とくに商品購入のタイミングについての解説がわかりやすいです。
こんな一節です。
…積み立て投資の特徴は、次のように言い表すことができます。
投資を継続している間、基準価額が下がったときは「一度に買わなくてよかった」と、安心する一方、反対に上がったときに「一度に買っておけばよかった」と少し後悔することになる投資手法なのです。
対して、10万円を一度に投資するといった「スポット購入」ではどうかというと、基準価額が下がったときは「一度に買って失敗した…」と、激しく後悔するでしょう。積み立て投資よりも損失が膨らむうえ、安くなった価格で購入することはできないからです。しかし、基準価額が上がったときは、積み立て投資より利益が大きくなるため「一度に買って成功した!」と喜びは大きいはずです。
つまり、積み立て投資は、大きく儲かる可能性を犠牲にして、大きく損をする可能性を低くしているのです。
P.157~158から抜粋
また、著者が「投資の自由度」を大切にしていることがわかる一節もあります。
販売する金融機関がひとつだけでは、投資家の投資の自由度を狭めてしまいます。そこで、2社以上の金融機関で購入が可能な商品を条件に設定します。なお、今回、商品の内容自体は優れているものの、この条件にあてはまらずに選抜から漏れた商品として『楽天資産形成ファンド』(楽天証券のみで販売)があります。
P.74から抜粋
著者は楽天証券の方ですが、それ以前にファンドアナリストとしての自負と決意を感じます。
カッコイイです。
そのほか、「年代別のおすすめ商品」を紹介することに違和感をおぼえてきたいう話もあります。
投資期間の長短によって投資信託のリスクが大きく変化することはなくて、30代の人に「優れた商品」であるなら、それは60代の人にも「優れた商品」である、とです。
「優れた投資信託」はだれにとっても良い商品で、その「優れた投資信託」のなかからそれぞれの年齢・資産・投資経験・性格などに合った商品を選択できるように説明していきたいと本書で語っています。
聡明で誠実な方なのだろうと推察します。
銘柄の選び方のほか、買い方や買ったあとに何をするべきかまで学べる一冊です。
最新版 投資信託はこの9本から選びなさい
著者「中野晴啓」さんはセゾン投信の創業者です。
「選びなさい」といきなり上からですが、本文は紳士的で情熱的。
サブタイトル【30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!】は薄闇に光を灯してくれるような一節でたのもしいです。
この一節にあるように、何歳からでも投資を始めさえすれば確実に資産は増やせるという強い信念がつらぬかれています。
…誰もが羨むような大金持ちになるというのは、非常に難しいことですし、ある程度の努力をすれば、誰にでもなれるというものでもありません。当然、誰にも負けない努力と先見性、運も必要でしょう。つまり再現性がないのです。
でも、がっかりすることはありません。
一攫千金を狙うような物凄い大金持ちを目指すのではなく、長い時間をかけてお金を大きく育てられれば、結果的に誰もが「お金に困らない」人生を選択できるのです。
P.24から抜粋
2013年発行ですから、老後2000万円問題が話題になった2019年6月以前です。
さすがセゾン投信の創業者です。
先見性がすごいです。
投資信託の運用方法はもちろんですが、著者からは明るい前向きなマインドも学べます。
巻末にあるQ&Aでは、生活スタイルが変わって今までの積立が厳しくなったら?という問いには、こう答えています。
…積立だけを休んで、投資信託にあるお金だけを運用してもらい続ければいいのです。そうすれば、積立によって投資元本を増やすことはできませんが、運用益は積み重なっていきますから、資産は徐々に増えていきます。
P.209から抜粋
コロナ禍で社会が一変しました。
会社が業績不振におちいるとリストラや転職を余儀なくされる可能性もあります。
でも著者のこういうアドバイスがあると安心です。
積立を止めても解約しないかぎりすこしずつ増える。
厳しいときは減らす。
ボーナスなどで余裕がでたら増やす。
つづけることの重要さを教えてくれます。
セゾンの人なのにセゾン以外の投資信託をぜんぶわかりやすく語ってくれる頼れる兄貴です。
投資信託を通して人生を生きぬくためのお金を使い方を学べる情熱的な一冊ですよ。
まとめ
👇まるわかりしたポイントをまとめました。
基礎知識がたくさん詰まっていましたが「投資信託」を一番におすすめする理由は、
世界人口はふえて世界経済が成長している
お金にも働いてもらえる
ということでした。
日本で生活を送っていると「最近お年寄りふえた?」としか感じませんが、その間も世界経済はどんどん成長。
人は時間を切売りしますが、お金も時間を切売りできる。
マネーリテラシーですね。
怪我や病気しない元気なお金にはたくさん働いて稼いでもらいましょう!
👇おすすめの3冊です。ぜひご覧ください🎵
だれでもカンタンにできる資産運用のはじめ方 [ まがい まさこ ] 価格:1,430円 |
【最新版】本当にお金が増える投資信託は、この10本です。 [ 篠田 尚子 ] 価格:1,540円 |
投資信託はこの9本から選びなさい最新版 30代でも定年後でも、積立だけで3000万円! [ 中野晴啓 ] 価格:1,650円 |