NVIDIAは時価総額でAMAZONやGoogleを抜いて全米3位。
半導体産業の勢いが止まりませんよね。
米半導体大手エヌビディア(NVDA)の時価総額が14日、アルファベット(GOOGL)を抜き、米企業として3位に浮上した。
エヌビディアの株価は2.46%上昇し、時価総額は1兆8250億ドルに達した。アルファベットの株価は0.55%上昇し、時価総額は1兆8210億ドルとなった。
エヌビディア時価総額、アルファベット抜く 米企業3位に | ロイター (reuters.com)
当ブログにて昨年紹介しました「グローバルX半導体ETF」が運用開始からまもなく1年がたちます。
そこで、あらためて「グローバル半導体ETF」について見ていきたいと思います。
先日の記事はこちらからどうぞ。
2243 グローバルX半導体ETFの基準価額と純資産額
GX半導体ETFは「フィラデルフィア半導体株指数」(円換算)をベンチマークします。
次の表は2024年1月31日時点の基準価額や純資産額です。
基準価額 | 152,500円 | 経費率 | 0.4125% |
純資産額 | 76.24億円 | 騰落率 | 1カ月 6.74% 設定来 52.50% |
設定日 | 2023年4月 | 配当 利回り | ----- |
設定来からの基準価額と純資産額の推移は次の通りです。
2024年に入ってから純資産額が増加。
基準価額も上昇しています。
2243 グローバルX半導体ETFの構成銘柄
構成銘柄は次の通りです。
1 | アドバンスド・マイクロ・デバイセズ | 9.1634% |
2 | エヌビディア | 8.6601% |
3 | ブロードコム | 8.4208% |
4 | クアルコム | 7.1679% |
5 | インテル | 6.1957% |
6 | INVESCO PHLX SEMICONDUCTOR | 6.1147% |
(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ) | (8.67%) | |
(ブロードコム) | (8.59%) | |
(インテル) | (8.01%) | |
(クアルコム) | (7.84%) | |
(エヌビディア) | (7.54%) | |
(NXPセミコンダクターズ) | (4.01%) | |
(マイクロン) | (3.99%) | |
(テキサス・インスツルメンツ) | (3.98%) | |
(ASML) | (3.94%) | |
(ラムリサーチ) | (3.90%) | |
7 | ASML | 4.0963% |
8 | マーベル・テクノロジー | 3.9847% |
9 | 台湾セミコンダクター | 3.8480% |
10 | ラムリサーチ | 3.7671% |
構成銘柄のベスト6にETFの「SOXQ」(INVESCO PHLX SEMICONDUCTOR)が組入れられています。
SOXQの組入銘柄はカッコでくくりました。
重複する銘柄(赤い太字)をまとめると次の通りです。
1 | アドバンスド・マイクロ・デバイセズ | 17.8334% |
2 | ブロードコム | 17.0108% |
3 | エヌビディア | 16.2001% |
4 | クアルコム | 15.0079% |
5 | インテル | 14.2057% |
6 | ASML | 8.0363% |
7 | ラムリサーチ | 7.6671% |
8 | NXPセミコンダクターズ | 7.85% |
9 | アナログ・デバイセズ | 7.28% |
10 | マーベル・テクノロジー | 3.98% |
10 | テキサス・インスツルメンツ | 3.98% |
アドバンスド・マイクロ・デバイセズをはじめとする10%超の上位5銘柄を合計すると65.25%
上位7銘柄を合計すると80.95%
なんと8割以上。
あいからわず、そうとう尖がっています。
SOXQの上位5銘柄もGX半導体ETFと同じで、合計比率は40.65%
GX半導体ETFの「半導体超特化型ETF」にはブレがありませんね。
攻めの姿勢がすごいです。
まちがいなく半導体産業に全振りできるETFです。
まとめ
アメリカの主要な半導体関連銘柄に全振りしている「2243 グローバル半導体ETF」ですが、経費率が0.41255%と若干高め。
2024年や2025年の半導体産業は設備投資が過去最大規模になる可能性が高いと言われていますので、中期で仕込むにはちょうど良いタイミングと前回の記事では紹介しましたが、まだまだ上り調子がつづきそうですよね。
今のタイミングでの投資はちょっと悩ましいかもしれませんが、冒頭でもふれたNVIDIAの勢いは止まらなそうですし、大きな利益を狙ってみるのもおもしろいかもしれません。
というわけで、半導体超特化型に変貌【2243 グローバルX半導体ETF】の構成銘柄、でした。