2023年12月の投資信託の状況
(4年4か月)
投信のメインになっているS&P500が猛烈に回復。
2年前の水準にもう少しというところまで迫りましたよね。
ありがたいことに含み益たっぷり。
わが家は11月後半に特定口座の投資信託をすべて売却。
利益確定して現金化しました。
売却は特定口座のみ。
NISA口座はそのままなので、株価上昇したらそれはそれで良し。
小幅下落するたびに現金化した資金で新NISA口座に買い戻す考えです。
ただ、WEBを眺めてみても、専門家による今後の株価の見通しはまちまち。
たとえば、Bloombergの記事はこんな感じです。
米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業総合景況指数は13カ月連続で縮小した。これほど長く縮小圏にとどまるのは、リセッション(景気後退)を誘発したITバブル崩壊後以来だ。高金利が製造業に引き続き打撃を与えている。
借り入れコスト上昇と財への需要減退で企業は設備投資計画の見直しを余儀なくされており、製造業は今年、停滞が続いている。同指数はここ1年余り縮小圏にあるが、直近のデータは弱い水準ながらも、活動が安定しつつある兆候を示している。
米ISM製造業指数、13カ月連続の縮小圏-高金利の打撃続く - Bloomberg
アトランタ連銀のボスティック総裁は「個人消費は国内総生産(GDP)の約3分の2を占めるため、購買活動が減れば経済成長も鈍化する」と11月29日に発言。アトランタ連銀がまとめた最新のベージュブックでは、企業が今後1年での売上高の伸びを3%と見込んでいることが示された。新型コロナ禍の時期を除けば約10年ぶりの低い数字だ。
(中略)
景気は減速しつつあるものの、この先の大崩れを予想する向きは少ない。ブルームバーグによる調査の中央値では、実質GDP成長率は2023年10-12月(第4四半期)に前期比年率1.1%に減速し、2024年4-6月(第3四半期)に同0.2%で底を打つと予想されている。
「確かに状況は軟化しつつあるが、前進の勢いと進展の兆しは続いている」と、米大統領経済諮問委員会(CEA)のメンバーであるヘザー・ブシェイ氏は指摘。「大ヒットのペースは永久には続かない。実際に状況を安定させる必要があった」と電話インタビューで述べた。
ついに息切れ、米経済支える個人消費ペースダウン-来年の景気に試練 - Bloomberg
悲観する必要はなさそうですが、かといって楽観的にもなれず。
ちょっと不安が残る感じです。
個別銘柄を見ていてよく感じるのが、そういう「不安」とか「期待」
業績がわるくないのに株価大幅下落したり、パッとしないのに急上昇したり。
インデックスも人の思惑が絡むから結局のところは同じなわけで。。。
不安が先行すると暴落。
期待が先行すると高騰。
今はまさにエヌビディアがそう。
米企業の内部関係者が自社株の保有を積み増す傾向が強まっている中で、S&P500種株価指数で好調ぶりが際立つエヌビディアの幹部らは利益確定を進めている。
エヌビディア幹部ら、持ち株の一部売却-年初来220%急騰で利益確定 - Bloomberg
年初来220%って、利益確定するに決まっていますよね。
っていうか、220%まで保有してきた胆力に驚き。
売却の時期や金額はあらかじめ決められていたようですが、今後の株価がどう動くか戦々恐々。。。
エヌビディアが崩れてしまうだけならまだしも、他のハイテク銘柄にドミノ倒しに連鎖するとちょっとこわいですよね。
余計なこと考えないで粛々と積立していれば良いんでしょうけど、小心者すぎるのであれこれ考えてしまいます。
場合によってはNISA口座も一部売却して現金化しておくのが得策かも!?と思案中です。