夏の暑さが異次元なレベルに突入し始めましたよね。
朝から夜遅くまで大活躍のエアコン。
エアコンなしの夏なんて想像つきません。
故障でもしたら一大事です。
そこで、エアコンの重要さをあらためて確認していきましょう。
湿度が密接に関係する「不快指数」
不快指数をご存知でしょうか?
蒸し暑さの感じ方を数値化したものです。
つぎの式で計算できますが、むずかしいですね。。。
不快指数=0.81×気温+0.01×湿度x(0.99×温度-14.3)+46.3
不快指数が75を超えると多くの人が蒸し暑さを感じるようになります。
気温35度で湿度80%だと不快指数は90.9。
湿度90%で不快指数は93。
湿度100%だと不快指数は95。
いずれの不快指数も体感の目安は「暑くてたまらない」です。
ある研究によると、湿度100%のときに人が耐えられる気温は30~31℃まで。
最近の夏は快適な生活を営める環境とは言いにくいですよね。。。
この不快指数をあまり意識せずに生活できるのはエアコンのおかげというわけです。
エアコンってほんとうにありがたい発明品ですよね。
室内の「熱」を室外に放出するのがエアコン
そんなありがたいエアコンですが、じつはエアコン自体は冷たい空気をうみだせません。
室内の熱を室外においだすことで冷やしているんです。
室内機と室外機をつなぐパイプのなかに「冷媒」という熱をやりとりできる「物質」が入っています。
あの外にでるパイプ、空気をやりとりする役割ではなかったわけですね。。。
エアコンは室内機からとりこんだ熱をパイプのなかの冷媒を通して室外機からおいだしています。
室内が涼しくなるのは「熱」がおいだされるから。
結果、温度がさがることで空気中に飽和できる水蒸気も少なくなり湿度もさがる。
ダイキンのサイトにイラスト入りのわかりやすい解説がありますので興味のある方はどうぞ。
エアコンはどうやって部屋をすずしくするの? | 空気の学校 | ダイキン工業株式会社 (daikin.co.jp)
エアコンは冷媒を使って熱をおいだし、室内を涼しくしているわけです。
湿気やホコリは室外に放出できない
エアコンが室内機からとりこむのは「熱」のみ。
「熱」は冷媒を使って放出できますが、湿気やホコリは放出できません。
室外機のホースから水が出ますが、あれは結露。
空気中に含まれる湿気がエアコン内部の「熱交換器」という金属部品で急冷されてできる結露なんです。
その滴が水受皿からホースを使って室外に流されています。
ですので、厳密にはエアコンは湿気をとりこんで室外に放出しているわけではないわけです。
結露した熱交換器はとうぜんびしょびしょ。
ちょうど冷たい氷水が入ったコップが結露しているようなイメージです。
吸気口にフィルターが付いているとはいえ、防げるのはフィルターの網目のこまかさまで。
室内機はホコリを室外へおいだせないので内部は微細なホコリだらけ。
ホコリは外から入ってくる土や砂、排気ガスや花粉のほかにもたくさん。
室内で発生する食品クズや繊維クズ、髪の毛やフケ、ダニの糞や死がい、カビなど多種多様。
それらのホコリ汚れが結露したエアコン内部に付着してカビがより生えやすくなるわけです。
冷たくて気持ち良い風がでるエアコンですが、内部の清掃が不十分だと、室内にカビ汚れを飛散させてしまう恐れもあります。
ホコリ臭さやカビ臭さだけでなく、アレルギー症状や呼吸器への悪影響なども心配になってくるので注意が必要ですよね。
定期的な換気やフィルター清掃で室内の空気に清潔さを
日常的に実践できるのは換気やフィルター清掃です。
エアコンは室内の同じ空気を循環させているだけ。
車のエアコンとちがって外気は入りません。
ですので定期的な換気はたいせつです。
気密性の高いマンションなどはとくに注意が必要です。
ポイントは室内機から離れた位置にある窓で換気すること。
室内機の近くの窓だとエアコン付近の温度が一気に上昇。
するとエアコンが急冷しようと出力を強めて負担をかけることに。
電気使用量も増えてしまいますので、室内機のそばの窓はなるべく避けましょう。
ダイキンのサイトにイラスト入りのわかりやすい解説がありますので興味のある方はどうぞ。
上手な換気の方法 | 空気とくらし | 空気で答えを出す会社 | ダイキン工業株式会社 (daikin.co.jp)
フィルター清掃も大切で、目安は月1~2回。
これを怠るとこんなふうになってしまうかも。。。
最近メジャーになりつつある自動掃除機能付きのエアコンだと清掃頻度が少なく済みます。
とてもラクチンですが、フィルターが目詰りすると機能が低下しますので定期的に確認しましょう。
カビ汚れなどの内部清掃はエアコン専門業者に依頼
日常的なお手入れをしていても内部は必ず汚れます。
そしてその内部の汚れは室内機をあるていど分解しないと落とせません。
使用状況や環境によって頻度は異なってきますが、定期的な内部洗浄がおすすめです。
費用がかかるので頻繁にというわけにはいきませんが、年に1回でも洗浄できると汚れが落ちて気分的にすっきりしますし、なによりもカビやホコリで汚れた熱交換器がきれになるので暖房冷房機能も回復。
機能回復で効率も改善するので電力消費量が少なくなるメリットもあります。
資格や経験をお持ちでしたら別ですが、くれぐれもじぶんで分解洗浄するのは避けましょう。
費用はかかりますが、知識と技術を身につけた頼れる専門業者さんに依頼しましょう。
日本全国どこでも対応【おそうじ革命】
「おそうじ革命」は2010年の創業から累計約15万件の施工実績。
「迅速」「丁寧」を心がけるのでリピート率80%というクオリティの高さ。
仕上りに納得してもらえなければ再作業という徹底ぶりで、まさにおそうじのプロですね。
追加料金なしという料金体系もシンプルでわかりやすいです。
「おそうじ革命」はエアコン以外の住まい全般の清掃をお任せできます。
キッチンや浴室も一緒に依頼することも可能です。
尼崎・大阪で人気【おそうじワンダフル】
「おそうじワンダフル」は熟練した完全自社スタッフ。
外注やFC展開しないので高品質を維持できています。
他の業者さんが取扱いできないエアコンも洗浄OK。
全メーカー・全機種対応ですので頼りにできますね。
WEBで自動見積りや予約も可能。
1台7,700円からというコスパの高さ、複数台割引も魅力的です。
キャンセル無料で即対応【テイクサービス】
「テイクサービス」は清掃前ならキャンセル無料。
他の多くの業者さんは有料なのでうれしいサービスですよね。
他社とちがって加盟店が多いのも特徴。
見積から清掃までスピーディーに対応してもらえます。
清掃のほか、取付や取外工事も可能。
ネット通販で購入したエアコン取付、引越時の取外もOK。
清掃も修理も工事もぜんぶお任せできちゃいます。
まとめ
エアコンの内部はじぶんで見ることができないので汚れがどれくらい蓄積しているかわかりにくいですよね。
わが家は年1回くらい内部洗浄してもらっていますが、養生されたビニール袋にびっくりするくらい黒くなった洗剤がたまっているのを見て、毎回おどろいています。
春秋のシーズンオフがあるとはいえ、とくに夏場は連日24時間営業のコンビニ並に稼働しているのでとうぜんといえばとうぜんなのですが、放送禁止レベルのすごい汚れです。。。
最近ますます短くなる春秋のシーズンオフ中がエアコン内部洗浄のチャンスです。
エアコン付けてからずっとやってない。。。
最近ちょっと忘れていた。。。
というみなさま、プロの業者さんに依頼してサクッと洗浄してもらいましょう!