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成長する宇宙産業の市場規模と投資チャンス:注目の企業はアメリカ「Space X」日本「インターステラテクノロジズ」

Space X

目下のところAI関連で盛りあがる株式市場ですが、宇宙産業も目を離せませんよね。

宇宙産業は2040年までに年間1兆ドル規模に拡大する見込があると言われています。

アメリカではイーロン・マスク氏が創業した「Space X」が有名です。

民間企業として初めて有人宇宙船を国際宇宙ステーション(ISS)に到達させたり、世界で初めて商用ロケットの再使用を成し遂げたりしました。

日本ではホリエモンこと堀江貴文氏が創業した「インターステラテクノロジズ」が話題になりました。

超小型衛星打上用の小型液体燃料ロケットを開発する同社は、日本の民間企業として初めてロケットを宇宙空間に到達させました。

日米のこの2社のほかにも、たくさんの宇宙関連スタートアップ企業がひしめいている状況です。

宇宙産業1兆ドルと同規模の産業は生成AIと半導体

連日のように株価やその他のニュースを賑わす生成AIですが、ブルームバーグによると、2022年時点で約400億ドル、2032年までに1兆3200億ドルまで成長する可能性があると予測されています。

生成AIと同規模の産業は半導体です。

2030年に半導体産業は1兆ドルになると言われています。

余談ですが、半導体については東京エレクトロンCEOの河合利樹氏がおもしろいお話をしているので興味のある方はぜひ。

半導体事業のけん引役がパソコンやスマートフォン(スマホ)からデータに変わり、「モノ」に対するニーズからデータを活用した「コト」に対するニーズに変わることで、半導体の需要は爆発的に増える。1990年代は「コンピューターセントリック」と言われ、2000年代は「モバイルセントリック」と言われてきた。これが、今後はIoT(Internet of Things)や人工知能(AI)、5G(第5世代移動通信システム)の普及などによって「データセントリック」に変わってくる。ここが、過去と全く違う。

2030年に100兆円産業へ 半導体はデータ経済で爆発的に成長する | 日経クロステック(xTECH) (nikkei.com)

生成AIや半導体と比べると宇宙産業は10年遅れの2040年に1兆ドル

10年遅れと書きましたが、技術の世界は日進月歩。

宇宙産業があっというまに生成AIや半導体と並ぶ市場規模に育つ可能性はじゅうぶんあります。

宇宙は無限に広いといっても過言ではないくらい広いですから、生成AIや半導体を大きく超えていく可能性もあるはずですよね。

「Spece X」「インターステラテクノロジズ」の株価は?

「Spece X」はすでに様々な実績をあげている企業なのですが、残念ながら株式はまだ上場されていません。

「インターステラテクノロジズ」も非上場です。

「Space X」は世界で最も有名な非上場企業といっても差し支えないでしょう。

上場するのは時間の問題なのかもしれませんが、実際どうなのでしょうね。

創業者のイーロン・マスク氏は火星と地球のあいだを有人航行させたいと語っています。

実現されるまで株式上場はお預けになるかもしれませんが、目標をしっかり見据えての強い決意を聞くと「Space X」の株がますます欲しくなりますね。

一方の「インターステラテクノロジズ」も失敗を繰り返しながら確実に実績を積みあげてきています。

これから目を離せなくなるスタートアップ企業の一つですね。

「Space X」「インターステラテクノロジズ」は金の卵?

時価総額が世界トップクラスにまで成長したAPPLEやTESLAですが、上場当時は小さな卵でした。

APPLEは1980年の上場当時、1株22ドル。

2023年7月6日時点で191.33ドル、8.6倍以上の成長です。

TESLAは2012年の上場当時、1株19ドルでしたが、2022年1月24日の終値は930ドル!

テンバガーどころの話ではない凄さですね。

「Space X」は名実ともすでに知れ渡っているので APPLE や TESLA とは少し事情が異なりますが、何らかの事情で株式上場が早まることがあったら確実に抑えておきたい銘柄ですね。

アメリカの宇宙関連銘柄は「LMT」「NOC」

宇宙関連事業を手掛ける有名なアメリカ企業には「LMT ロッキード・マーチン」「NOC ノースロップ・グラマン」があります。

NASAによる次の月探査計画「アルテミス計画」向けの有人宇宙船「オリオン」をロッキード・マーチンが、支援宇宙船「シグナス」をノースロップ・グラマンが制作しています。

ノースロップ・グラマンは人類が最初に月面着陸した「アポロ計画」の月着陸船を製作した会社です。

両社とも航空宇宙事業はアメリカ国防省と契約する国家プロジェクトなため粗利はあるていど制限されるかもしれませんが受注できれば長期間の利益が見込めるので安定です。

航空宇宙産業は軍需産業と重なる部分が多いです。

興味をお持ちの方はこちらの関連記事もご覧ください。

 

というわけで、成長する宇宙産業の市場規模と投資チャンス:注目の企業はアメリカ「Space X」日本「インターステラテクノロジズ」でした。

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あきまる

会社員のパパです。 趣味は投資と料理とゲームと書き物。 基本インドアですが秋冬春はジョギング、 夏は海でシュノーケリングを楽しんでます。

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