はじめてみてわかったこと 投資信託は「eMAXIS Slimオールカントリー」1本でOK

こんにちは、あき丸です。

NISAで投資信託をはじめて2年が過ぎましたが、いろんな銘柄を買ってみて、結局のところ、オールカントリーだけでじゅうぶんかなという感想になってきています。

目下アメリカ経済は絶好調で構成比率の大半を占めますが、いずれGDPで中国やインドに追いぬかれると予測されているので、あき丸はS&P500やナスダックの比率を年単位で減らしていって、オール・カントリー中心で運用する計画でいます。

今日は「業界最安水準の運用コスト」が売りのひとつ「eMAXIS Slim」シリーズの「全世界株式(オールカントリー)」をヨイショしたいと思います。

よろしければさいごまでおつきあいお願いします。

「eMAXIS Slimオール・カントリー」は運用コスト0.1144%で超安です。楽天証券にも0.212%とじゅうぶん低い「楽天・全世界」があるけど「eMAXIS Slim」は楽天の半分位だからすごいね

ほとんど同じ投資対象のインデックスですから運用コストが低いほうが将来的にリターンが高くなりますね

 

eMAXIS Slimシリーズ 基準価額の推移

つぎのグラフはeMAXISシリーズのサイトにある基準価額を指標化したグラフです。

パフォーマンスが最も高いのは「S&P500」、次に「オール・カントリー(除く日本)」「オール・カントリー」がつづいています。

「S&P500」があたまひとつぬけでているのは納得ですね。

過去のたびたびの暴落もそうでしたが、コロナショック後、アメリカ市場は1年足らずで株価回復しました。

景気回復とか経済回復とか実感がまるでわかない日本にいると感覚がマヒしてきますが、アメリカってほんとうに強い国なんですね。

グラフの次点の「オール・カントリー」は日本が含まれていないほうが若干ですが成績が良いです。

ほんの少しの差なので気にするほどではありませんが、なんだか日本人としてちょっと複雑な気持ちです。

税金とか社会保障費とか物価ばかりあがるのに、がんばってもいっこうに給料がふえない日本社会に、諦めとか憤りを感じている人って多いのかなぁと思います。

ふりかえってみると、あき丸は7年前からほとんど昇給していません。

税金と社会保障費と物価ばかりあがるから、報道でよく目にするとおり、実質給与は目減りしている感じです。

石川啄木風に言うと、働けど働けどなお我が生活楽にならざりぢっと通帳を見る、という気持ちです。

世界についていけてない日本がとても心配ですが、下層庶民のあき丸は世界についていけてない日本についていくのすらやっとなので、日本よりじぶんを心配するようにします。

あき丸は毎月積立できていますし余裕あるときは増額積立しているから継続していきましょう

いまの会社に居られる保証ないから先がちょっと不安かな。悩んでもしようがないから無理せずコツコツ積立てるね

2種類のオール・カントリー、「含む日本」と「除く日本」

あき丸はeMAXIS Slimシリーズの「オール・カントリー(除く日本)」をじぶんの口座に、「オール・カントリー」を子のジュニア口座に保有しています。

2021年7月時点だと、「含む日本」の「オール・カントリー」は日本の構成比率は6.5%、アメリカの57.85%のつぎに多いです。

話がちょっと戻って「除く日本」のほうが若干リターンが高いのが皮肉ですが、ほとんど誤差のような範囲です。

あき丸は2年前に投資信託をはじめたとき日本オワコンじゃないかと思って「除く日本」を買付しはじめたのですが、わが子はこれからの日本を担っていく存在ですので、「含む日本」の「オール・カントリー」に占める日本の構成比率がもっと高くなってほしいという願いもこめてわが子の口座に「含む日本」を選びました。

これからの日本で生きていくわが子を前に日本オワコンだと決めつけてはいけないなという自戒です。

お金の取引に感傷は不要ですが、日本オワコン化が加速すると日本の構成比率はぐんぐん低くなるでしょうから、「除く日本」でもどちらでも大差ないという安心感もあります。

しかしわざわざ「除く日本」を作るのって日本の未来を悲観している人が多いからその資金をねらってなのかなと想像しますが、むずかしいことは考えず、これはギャグの一形態なのだと思うようにしています。

ちなみに運用コストは「含む日本」「除く日本」どちらも0.1144%です。

純資産は「含む日本」1,596億円、「除く日本」565.4億円です。

日本に恨みがあれば話はべつですが、そのときどきの経済情勢で構成比率は更新されるので、現在GDP世界3位の日本をあえて外す必要はありませんよね。

これからどちらのオール・カントリーを買おうか迷っている人は、純資産の多さから将来的に運用コストが引き下げられる可能性のある「含む日本」のほうが長期保有していくとより多く恩恵にあずかれるかなぁと思います。

運用コストは家賃とか通信費とおなじ固定費だからなるべく低く抑えたいよね

今後も成長する世界全体が投資対象ですからパフォーマンスは確実です。運用コストが低くなる可能性のある銘柄を選んだほうがいいですね

まとめ

短・中期的にはアメリカ、長期的には中国やインドへの投資が最適解とあき丸は考えるようになったので、人生の折り返し地点をすぎてゴールが見えてきたあき丸はS&P500やナスダック、走り出したばかりのわが子はオール・カントリーを中心のポートフォリオにしていく予定です。※あくまであき丸の個人的な見解です。

ゲーム風な表現だと、あき丸は「がんがんいこうぜ」、わが子は「ばっちりがんばれ」です。

本来あき丸は年齢が年齢だから「いのちだいじに」を選択するべきですが、収入も貯蓄も少ないためガンガン攻めて資産をふやしていく作戦です。

老後までにそこそこ貯まる算段でいますが、どうなることか。あまり深く考えず気軽な気持ちで積立を継続します。

わが子は年間80万円のジュニアNISA枠を5年フルに使って年利3%・税率25%・毎月1万円を成人するまで積立てると645万円になる計算です。

税率が現在の20%であればもっと増えているはずですが、政治家の皆さんの張り切っているすがたを見ていると望みうすいですよね。

下手すると30%なんてことになっている可能性もあるわけで。

いきなり30%は反発が大きいので、手堅く25%でいくのは既定路線なのでしょうが。

20歳のお祝いに645万円渡せれば親としてそれなりの努めを果たせたことになるのかなぁと思いますが、直接は渡さずに、結婚したりわが子に人生の転機が訪れる日がくるまで積立継続する予定でいます。

20年後、30年後、あたりまえですが世界の様相はいまとはだいぶちがっているのでしょうね。

どんな未来が待っているのか不安もありますが楽しみです。

さいごまで読んでくださってありがとうございました!

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