電動アシスト自転車って運動になるのかなぁ?
その疑問、よくわかります。
電気の力を借りているので後ろめたさもあるんですよね。
そこで、です。
消費カロリーを数値化して効率的にダイエットしましょう!
運動消費カロリーは「電動アシスト自転車<ウォーキング<自転車」
結論は、電動アシスト自転車でも多少は運動になる、です。
電動自転車よりウォーキング、ウォーキングより自転車のほうが消費カロリーが多いですが、電動アシスト自転車でも30分走ると75kcalも消費できます。
牛乳コップ半分(100g)が67kcalなので、電動アシスト自転車の消費カロリーはコップ半分よりちょっと多いくらいで75kcalです。
少なめの消費カロリーですが、電動アシスト自転車は身体への負荷が少ない良い運動に使えますよね。
1時間走れば150kcalを消費できます。
次に消費カロリーの計算の仕方を見ていきましょう。
運動消費カロリーはMETsで計算
運動消費カロリーは「METs」という運動強度から計算します。
下の表をご覧ください。
安静に座っている状態「METs」=1を基準にします。
スポーツ庁WEB広報マガジンより引用
スポーツ庁 Web広報マガジン|「運動強度(METs)」で見る、効果的な身体活動は? (sports.go.jp)
おもしろいですよね。
「軽い筋トレ」と「風呂掃除」は3.5で同じです。
風呂掃除って腰が痛くなるしやっぱり大変だったんですね。
もっと興味深いのは「動物と活発に遊ぶ」「子どもと活発に遊ぶ」です。
METsはそれぞれ5.3と5.8
たしかに動物や子どもと遊ぶと心地よい疲労感をおぼえますよね。
電動アシスト自転車はMETs「3」でウォーキング3.5と同程度
他サイト様の情報によると、電動アシスト自転車で平均時速15kmで走ったときのMETsは「3」です。
平均時速15kmは自転車の一般的な速さなのだそうです。
ウォーキングがMETs「3.5」なので運動強度は同程度ですね。
ASSIST DAILYより引用
電動アシスト自転車は軽い運動になる?気になる運動効果を徹底解説 (assist-daily.com)
さっそく計算です。
仮に体重50kgの人が1日に30分、通勤通学や買物に電動アシスト自転車を使ったとき、早めに歩いたとき(ウォーキング)、ふつうの自転車のときを比較してみましょう。
METsのちがいが消費カロリーにも表れています。
電動アシスト自転車の消費カロリーはふつうの自転車の3/4に減ります。
ただ、得られるメリットは大きいです。
ひざにかかる負担は、歩くだけでも体重の2~3倍です。
ジョギングは4~5倍。
ランニングにいたっては10倍です。
電動アシスト自転車はひざを痛めるリスクを低減しながら運動できるので、これから運動習慣を身につけたい人にはうってつけな方法手段ですね。
また、電動アシスト自転車で移動時間を短縮しつつ、軽い筋トレや家事をこなしたり、趣味や勉強や副業にあてる時間も少し確保できますので、生活全般に広く活用できそうです。
【まとめ】運動消費カロリーは低いが、身体に低負荷でタイムコスパ良し
運動は継続性が大切なので、生活にとけこめる電動アシスト自転車はとても良いのではと思いますが、みなさんはいかがでしょう?
電動アシスト自転車による運動消費カロリーは低いですが、身体への負荷やタイムコスパも考慮すると、優れた運動方法であるのがよくわかります。
日常的な移動は電動アシスト自転車で、休日に動物や子どもとの遊び、かなり速いウォーキングやジョギングやサイクリングをとりいれるとメリハリのある運動習慣ができそうですね。
というわけで、ダイエットに最適? 電動アシスト自転車で運動して消費するカロリーとは? でした。