2023年10月の投資信託の状況
(4年2か月目)
8月の急回復からの9月の急降下。
S&P500は4500ポイントがあっというまに4300ポイントを下回ることに。。。
まったく良いところのない1ヵ月間でしたね。
日本株式を保有しているみなさまもお疲れさまです。
まあ、良いときもあれば良くないときもありますよね。
気持ちをきりかえていきましょう!
と、言いたいところですが、よろこばしくないニュースもあるんです。。。
経済のハードランディングに先立って軟着陸予想がピークに達するというのがこれまでにも見られた警戒すべきパターンだ。グレートリセッション(大不況)入り2カ月前の2007年10月の時点でも、当時のイエレン・サンフランシスコ連銀総裁(現財務長官)は「ソフトランディングに向かう可能性が最も高い」と予測していた。
(中略)
軟着陸シナリオの中核的な論拠は個人消費支出の力強さだ。だが、米消費者は瀬戸際まで消費を続けるのが典型的で、リセッションが迫っているかどうかを判断するのに支出動向は適切な指針ではないことがうかがわれる。
(中略)
パンデミック期に積み上がった追加的な貯蓄については、9月末までに底を突くとの分析をサンフランシスコ連銀の研究員が示している。また、ブルームバーグの推計では、米国の上位20%以外の所得層はコロナ禍前よりもインフレ調整後の手元現金が少なくなっている。
米経済、軟着陸よりもリセッションの可能性の方が高い-BEが予想 - Bloomberg
映画などから刷りこまれている可能性大ですが、節約志向がつよい日本人とちがって、ぎりぎりまで消費するアメリカ人のすがたってとてもイメージしやすいです。
記事の内容はわりと信憑性が高いような気もするのですが、どうなのでしょう。。。
いずれにしても、アメリカ経済の景気後退入りを考慮しながら資産運用していくべきですよね。
投資信託の評価損益は+323万円
投資信託の投資来が+323万円(+28.71%)になりました。
先月は+362万円(+32.51%)でしたので、この1ヵ月で39万円のマイナス。
株式の投資信託メインなため、今回の株価の下落は大きく響きました。
諸事情から毎月の自動積立は停止していますが、今回はかなり株価が下がっているのでスポットであるていどまとまった額を購入するチャンス。
今のうちに買い増ししておこうかなぁと考えています。
投資来+323万円の資産の増え方をならすと、
323万円/49カ月(4年2ヵ月)=6万5千円
投資を始めてから1カ月あたり6万5千円増えている計算になります。
先月が7万5千円でしたので1万円減。
先月から減ってはいるのですが、トータルではぜんぜんプラスですので無問題。
株式リターンの手堅さと複利効果のありがたい恩恵です。
メインはアメリカとオルカンで81%
こちらのグラフは保有している投資信託の国・地域別の構成比率です。
アメリカとオルカンを合わせて81%
先月からアメリカが1%増えてオルカンが1%減りました。
わが家が保有している国・地域別の投資来リターン率はつぎのとおりです。
アメリカ | 33.03% |
オルカン | 27.29% |
先進国 | 39.68% |
新興国 | 12.69% |
その他 | -0.20% |
先月からリターン率は落ちましたが、まだまだプラス圏内。
その他に含めているリートや債券がマイナスに転じました。
とは言っても、リートや債券は保有額62万円。
マイナス額は約千円。
マイナスになることがあまりなかったので気にせずにきましたが、よくよく考えてみると、62万円も遊ばせておくのってもったいないですよね。
シビアな金銭感覚を持っている人でしたら、こういうゆる~い運用はぜったいしないであろうと猛省。
プラスに転じたところで売却して、その資金でオルカンを購入しようと考えています。
まとめ
物価上昇でなにかとお金がかかるようになりましたよね。
冒頭でBloombergから引用した「アメリカの上位20%以外の所得層はコロナ禍前よりもインフレ調整後の手元現金が少なくなっている」という内容の記事ですが、比率こそちがっても、たぶん日本も同じような状況ですよね。
アメリカのような強烈なインフレではなくても、銀行預金メインの世帯が圧倒的に多い日本ですから、インフレ調整後の手元現金の減りって、そこそこのボリューム感になるのかもしれません。
金額自体は変化ないのに価値が目減りしているのって、そうかんたんには気づきにくいですからね。
リスクをとりながらになりますが、投資信託や株式でしっかり資産をふやしていきましょう!
わが家は楽天証券で投資信託など積立しています。
ETFとか個別株の取扱も多い便利な証券口座です。
単元未満の1株から購入できる日本株もたくさんあっておすすめですよ。