安くなったときにお得に購入したいけど、投資信託は約定までに数日かかるから、いつ買ったらいいかタイミングがむずかしいです。。。
たしかにそうですよね。
下落して安くなっても海外投信だと約定までに2日または3日は必要です。
その間に株価がもどしたら、ちょっともったいない気持ちになりますよね。
そんなときはリアルタイム購入可能なETFです。
下落時のお買得を逃さないためのお得感のあるETFを見ていきましょう。
SPLG「SPDR ポートフォリオS&P 500 ETF」がおすすめ
SPLG「SPDRポートフォリオS&P 500 ETF」の詳細は次の通りです。
基準価額 | 51.13ドル | 純資産額 | 17,188.12 百万ドル |
分配回数 | 年4回 | 分配利回り | 1.54% |
経費率 | 0.03% | 設定日 | 2005/11/08 |
ティッカーSPLGの運用はステート・ストリート社です。
ETF名の通り、S&P500をベンチマークします。
一つめの魅力は基準価額の低さ。
為替が1ドル140円とすると基準価額51.13ドルのときは最低購入金額は7,158.2円です。
決して安い金額ではありませんが、数万円するETFに比べると圧倒的に再投資しやすいですよね。
二つめの魅力は0.03%という経費率の低さ。
100万円の運用であれば年間300円という低コスト。
コスト最安の投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でも0.0852%で852円必要です。
自分で再投資しなければならない手間と分配金が日米で二重課税されるネックがありますが、あくまで株価下落時のお得感を逃さず回収するための手段ですので、そこは気にしないようにしましょう。
分配は年4回で利回りは1.54%です。
大きく下落したら積立投信に近いベンチマークのETFを購入
S&P500をベンチマークするETFには次のような銘柄があります。
とうぜんですがぜんぶ同じように値動きします。
ETF名 | 基準価額 | 純資産額 | 分配 利回り | 経費率 |
---|---|---|---|---|
SPY(東証1557) SPDR S&P500 ETF Trust | 434.89ドル | 393,460.69 百万ドル | 1.50% | 0.09% |
IVY iシェアーズ・コア S&P500 ETF | 438.83ドル | 310,356.19 百万ドル | 1.51% | 0.03% |
VOO バンガード・S&P 500 ETF | 401.13ドル | 296,342.16 百万ドル | 1.51% | 0.03% |
SPLG SPDR Portfolio S&P500 ETF | 51.13ドル | 17,188.12 百万ドル | 1.54% | 0.03% |
※基準価額は2023年6月21日時点
※純資産額は2023年5月31日時点
SPY、SPLGの運用はステート・ストリート社です。
2種類ありますがどちらもS&P500をベンチマークします。
分配利回りと経費率の良さからSPLGを選んだほうがお得です。
基準価額もSPLGのほうが低いので資金面から購入しやすいです。
IVYの運用はブラック・ロック社。
IVYと同じくS&P500をベンチマークする2563「iシェアーズ S&P500 米国株ETF」は東証上場の為替ヘッジありの商品です。
VOOの運用はブラック・ロック社、ステート・ストリート社と並ぶバンガード社です。
まとめ
S&P500が下落したときの買い増し用のETFは「SPLG」がおすすめです。
分配利回りが1.54%もあり、経費率は0.03%という低さ。
1万円の資金があれば投資してお釣りがきます。
運用会社等に好みがなければSPLGを検討してみて良いと思いますよ!
というわけで、S&P500下落時の資産形成法!投資信託での積立が基盤、大きな下落時にはETF購入で収益チャンスを追求、でした。