雑記

【天国大魔境】は感動必至の近未来SFアニメ!第1話から惹きこまれることまちがいなし

天国大魔境

天国大魔境、とってもおもしろいです!

救いの見えない近未来SFではあるんですが、登場人物がみんな明るくて朗らか。

コミカルな笑いもたくさんあってどんどん惹きこまれるんです。

アクションがメインですが、スリリングな展開のなかにいくつも謎がちりばめられています。

でもけっして難解ではないんです。

なんとなく察しつつ、そうであってほしくないと祈るような想いで物語に惹きこまれていく感じ。

ところどころに感動必至のストーリーが待っているんです。

というわけで、天国大魔境の導入部、第1話のあらすじをご紹介させてもらいます!

ネタバレはありませんのでご安心くださいませ。

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天国大魔境は2つの物語が並行して進む

天国大魔境は2つの物語が代わる代わる並行して進んでいきます。

1つは「天国編」

「地獄」と教えられる外の世界に惹かれながら、壁におおわれる大きな施設で暮らす子どもたちの物語。

もう1つは「魔境編」

わずかな手がかりから「天国」とよばれる場所をさがして旅をつづけるキルコとマルの姉弟!?の物語。

姉っぽいキルコが弟っぽい少年を「マル」とよびます。

弟っぽい少年は姉っぽいキルコを「おねえちゃん」とよんでいるんです。

第1話の途中で、魔境編は文明崩壊後の荒廃した近未来の日本が舞台であることがわかりますが、天国編は謎

日本のどこかのようですが、魔境編と同じ時代であるかは不明。

天国大魔境は謎まみれの天国編からはじまります。

天国編は荒廃した魔境編の日本とは趣がことなります。

ハイテク設備が充実した施設はAIが全体管理していて快適そのもの。

建物の外にひろがる庭もふくめて、敷地全体が頑丈な壁と明るい天井におおわれています。

天井からは自然光がふりそそいでいて、小川がながれて畑もあるんです。

笑顔にあふれる子供たち。

まるで天国のような風景なんです。

第1話【天国と地獄】は「天国編」からスタート

天国大魔境
天国編
左上がトマト畑

第1話は天国編からはじまり、途中から魔境編にかわります。

天国編はトマトが実る畑の風景から。

野ざらしの屋外ではなく屋根のある施設の庭畑。

その畑に赤く実るトマトがくりかえしうつります。

ロングの黒髪の子(男の子?)が1階の窓ごしにトマトをもってあらわれます。

ロングの黒髪の子は窓ぎわでベッドによこたわるタラオという子にトマトをわたします。

「タラオ、トマト食べる??」

「ありがとう」

➡ロングの黒髪の子は男の子?女の子?

➡トマトは何かの象徴?

➡タラオの右手に巻かれている包帯はケガか病気が理由?

冒頭でトマトが強調されいるので重要な意味があるはず。

・トマトの花言葉は「完成美」

・トマトの呼び名はイタリアでは「ポモドーロ」(黄金のリンゴ)、フランスでは「ポム・ダムール」(愛のリンゴ)、イギリスでは「ラブ・アップル」(愛のリンゴ)とも

リンゴは旧約聖書の創世記の「禁断の果実」の象徴。

禁断の果実を知ったアダムとイブは楽園から追放。

トマトは禁断の果実みたいな位置づけ??なのかも。

このあと、芝生の上でスケッチする少年がうつります。

あとのシーンでこの少年とロングの黒髪の子が会話します。

ロングの黒髪の子はスケッチする少年に描いている絵を見て問いかけます。

手がたくさん生えている魚のような生物が描かれています。

天国大魔境
魚の絵
魚の絵

「何でこの魚、手が生えてるの??」

「さあ、ほかの魚をつかまえるためかな?」

「こんなの見たの??」

「いや、想像だよ」

「ふうん、ヘン、だねぇ」

「変かな?」

「でも、おもしろい絵だから園長先生に見せてあげようよ。そんでぼくにちょうだい」

「書きおわったらねぇ」

➡少年はなぜ想像で手の生えた魚を描いている?

➡魚の手はなぜ8本ある?4本や6本ではなくなぜ8本?

➡園長先生とは何者?子どもたちがいるのは教育施設?

➡ロングの黒髪の子はなぜ絵をほしがった?

魚に手が生えているのは明らかに異様。

ですが、4億年前のデボン紀に魚は海からの上陸に成功。

魚のヒレが手足に進化してきたことは遺伝子レベル研究で解明されています。

手のある魚はヒトへの進化を意味するのか。

あるいはヒトからの退化を意味するのか。

はたまた進化したはずの4億年分の遺伝子情報が入り混じって混沌化した結果うまれた生物を意味するのか。

少年がなぜこんな魚をスケッチしたのかとても気になります。

このあと建物2階のふきぬけの通路がうつります。

栗毛の短髪の子(男の子?)がぼんやり天井を見上げる女の子に声をかけます。

「ミミヒメ、何をぼやっとしてるの? 授業、はじまるよ」

「ん、今日はテストがあるよ」

「ええ? 今日はふつうに授業だろう?」

「でも、あるよ」

このあと、授業で急きょ全10問の数学テストが実施されまるシーンに映ります。

栗色の短髪の子のタブレットの画像が乱たあと、11問目の問題が映ります。

おどろいているのは栗毛の短髪の子だけ。

11問目が映っているのは1人だけのよう。

「問11. 外の外の世界に行きたいですか?▢YES ▢NO」

➡栗色の短髪の子は男の子?女の子?

➡ミミヒメはなぜ数学テストがあるとわかった?予知能力

➡栗色の短髪の子のタブレットだけなぜ問11が映った?

➡「外の世界」ではなく「外の外の世界」の意味は?

ミミヒメの予言は予知能力??

予言は再現性も実証性もないので世間的にミミヒメは不思議ちゃん。

ただ、ヒトは知能などが遺伝すると言われています。

骨格や筋肉、循環器や神経系などの身体構造までその影響は深く色濃く遺伝。

遺伝率はじつに80%

遺伝子の影響を受けない人もいれば、ガッツリ受ける人も。

ミミヒメがガッツリ影響を受けているとすると、両親はどのような人物なのか。

ミミヒメのように勘がするどいのか。

ミミヒメに両親はいるのでしょうか?

それとも孤児なのでしょうか?

という感じに、第1話から天国編は謎が多くちりばめられています。

これらの謎がもう一つの物語の魔境編につながりながら話がすすんでいきます。

本編とおぼしき「魔境編」にキルコとマルが登場

天国編のあとに、いよいよ主人公のキルコとマルが登場。

魔境編がはじまります。

天国大魔境
魔境編

「ねえ、宝さがししよっか」

とマルがよびかけると、キルコがこたえます

「そうだねぇ、このへんは破壊が少ないし、荒らされてなさそうな家見つけたらねぇ」

キルコは護身のためか腰に銃をさげています。

このあと鍵のかかった窓ガラスの割れていない家があり物色。

未開封の歯ブラシやトイレットペーパーを見つけますが、ミイラ化した家主の骸も発見。

キルコの話から大災害のあと亡くなった人の大半が餓であることがわかります。

空家をさがしてもそうかんたんに食べ物は見つかりません。

キルコは温存してきた缶詰をやむなく開けます。

それを見たマルは大喜び。

食べ物がとても貴重であることがよくわかります。

夜、キルコが男性の映る写真2枚を寝袋にくるまりながら眺めていると、マルが話しかけます。

「それ、おねえちゃんの恋人?」

「起きてたのか!?」

「オレ寝つきがわるいんだよ、いつもおねえちゃんのほうが先に寝るよ」

「そうだったのか、ボディーガード失格だ」

「べつにオレ1人でも大丈夫だから、帰ってもいいよ」

「これは親友と、ちょっと会いたい人なんだけど、きみを目的地まで連れてくついでにさがせたら、一石二鳥だと思ってるの。だから、きみといるのは有意義だよ。ま、ぼくは寝てるあいだにどっか行ったりしないから、安心して寝ろ」

➡マルの目的地とは?

➡キルコはなぜマルをボディーガードしている?腰に下げいてる銃は本物?

➡キルコが会いたい2人の男性は何者?

➡キルコはマルに安心して寝ろと言った意味は?マルは捨子?

大災害とは何だったのか。

人がほとんどいないので地球規模の未曾有の出来事だったのでしょうか??

キルコはなんらかの理由でマルを目的地まで連れてボディーガードしているようです。

そして写真に映る男性をさがしています。

このあと、雷鳴がとどろく闇夜に異形な何かが飛ぶすがたがうつります。

やがて異形の何かは旅館のような建物の上にとまります。

➡飛んでいる生物は何?

鳥っぽいフォルムですが、確実に鳥ではない何か。

魔法ファンタジーな物語ではないので悪魔とか召喚獣の可能性はゼロ。

人為的にうみだされた遺伝子工学的な生物と考えるのが自然かも。

だとすると、誰が、いったい何のためにうみだしたのでしょう??

夜が明けて、ふたたび廃墟と化した町を歩くキリコとマル。

そこに武器を持った男3人が立ちはだかります。

背後にも武装した男2人が。

天国大魔境
キルコとマル

「女だぁ」

「生きてた甲斐があった」

「女2人だぁ」

するとマルが怒ります。

「俺は男だ!」

「何だ、オスのガキか」

マルと武装した男たちの会話にキルコがわってはいります。

「ぼくも男だぞぉ」

「嘘つけぇ!」

「よおし、荷物置いておとなしく座れ。天国に連れてってやるからよ」

「せっかく人に会ったかと思えば、ろくなのがいない」

そういってキルコは荷物をおろして銃をにぎります。

「やめときなよ。弾がもったいない。お前ら、死にたくなかったらどっか行け」

マルがそう言いますが慌てる素振りなし。

キルコもマルもいたって冷静。

「俺たちのいのちは弾以下だってよ」

「こいつら物心ついたときには世界がおわってた無法世代ってやつだな。マジで何するかわからねえ。行こうぜ」

「どうせ当たんねえと思うけどな、バーカ」

その場を去ろうとする男たちを、双眼鏡でキリコの挙動を観察していた一人が制します。

「ちょっと待て、アレほんとに銃か?」

そう言われてキルコが銃をホルスターにもどします。

「ありゃりゃ、急にひっこめたぞぉ。見たことねえヘンテコな銃だと思ったわ。オモチャか何かでハッタリかましてんなぁ?」

「ふん」

と鼻で笑うキルコ。つぎの瞬間、

「逃げるぞ」

とマルに言うなり背後の鉄条網にとびつくキルコ。

「逃がすか!」

と男たちがマルに襲いかかるも瞬殺。

マルはナイフや鉄パイプの攻撃を軽々とかわして投げや蹴りで一掃。

しかし数を頼りにつぎつぎと襲いかかる男たちを見てキリコが銃撃。

銃口から放たれるビーム光線は電柱に命中。

当たった場所がどろどろに溶けて電柱が倒壊。

衝撃で倒れこんだ男たちにキルコが言います。

「よお、天国につれてってくれるとか言ってたよなぁ」

「あれは、その」

と男が一人こたえると、キルコが銃を向けてつづけます。

「さがしてたんだ、天国。案内してよ」

➡キルコがぼくも男だぞぉと言ったのはなぜ?心が男性

➡キルコが銃を持っているのはなぜ?

➡銃からビーム光線がでるのはなぜ?

➡天国をさがしているということはマルの目的地は天国?

キルコはどこでレーザービーム銃を手に入れたのか?

というよりも、鉄条網にしがみついた不安定な状態で電柱に命中させる腕前がすごすぎる。。。

このあと男たちの隠れ家に行って聞き込み中に発電機を見つけるキルコ。

電池を満タンに充電してほしいと銃をつきつけて脅迫します。

じつは電池は銃の電源であることがすぐあとで判明します。

「あとダメ元で聞くけど、【天国】って言葉に心あたりないかな?」

「崩壊以来、天国なんて場所、あの世にしかねえよ」

「んなことわかってんだよ」

このあと、逃げていた男たちの仲間2人が帰ってきてキルコたちに言います。

「あんたら、トマト好きか?」

「なんで?」

「くれるの?」

「トマト好きにとっちゃ、天国と言えなくもない話なら聞いたことがある」

「マルくん、トマト好き?」

「好き」

「詳しく聞かせて」

このあと場面が暗転、トマトについての話があったのでしょう。

ほどなくしてキルコとマルは男たちの隠れ家を去ります。

歩きながら「そんじゃ、トマト天国をめざすか」とキルコ。

「トマト天国って」とマル。

2人が笑ったところで突然トマトが映ります。

第1話のいちばん初め。

天国編の施設の畑。

真っ赤なトマトが実っているシーンです。

そしてふたたび天国編に。

➡天国編に登場したトマトと関係はある?

ぜったい関係ありますよね。

楽園を追放されるのは禁断の果実を知ってしまった側。

マルはトマトが好きと話すので天国から追放された側です。

天国をめざすのはなぜなのか、ますます気になります。

「魔境編」のトマト天国から「天国編」のトマトへ

栗毛の短髪の子がミミヒメにこっそり聞きます。

「ミミヒメは何でテストがあるってわかったの?」

「わかんないよ。何となく予感がしただけ。ただ1つだけ確かなことがある。テストがあるとわかっているからと言って問題がとけるとはかぎらない」

そのそばで、髪を後ろに結った体育会系の男の子がみんなを運動にさそうのですが、

髪がおかっぱの男の子は、

「ぼく、つづき作りたいから」

と言って機械室のような部屋に行きます。

あんずという名前の女の子からは、

「おことわり。きみと競っても勝てるわけないんだから」

とそっけない返事。

ここで、体育会系の男の子は栗毛の短髪の子を見て、

「トキオ」

と呼びますが、

「トキオはぼくと話があるの」

とミミヒメがトキオをひっぱっります。

「そんじゃコナに相手してもらおうか」

と体育会系の男の子とは建物2階からとびおりてスケッチする少年のもとに走ります。

「なんだろうね、あの運動神経」

とミミヒメが呆れながら言います。

➡ミミヒメは必ず予知できるわけではない?

➡トキオは男の子?

➡体育会系の男の子は2階からとびおりてなぜ平気?

➡髪がおかっぱの男の子は機械室で何を作っている?

ミミヒメはじぶんの未来に関係する予知能力。

体育会系の男の子は異常な身体能力の高さ。

予知や運動能力は先天的な影響が強いので遺伝的な要因である可能性大です。

中性的な雰囲気の子が多いし、何らかの事情を抱える子どものたちの施設なのでしょうか?

ここで暮らす子供たちに特殊な感覚や身体能力が多いのは施設に何らかの秘密があるからなのでしょうか?

このあとミミヒメとトキオが建物の外をあるいて壁のそばに来ます。

「さっきテスト中に外がどうとか言ってたよね」

「ああ、いや、あれは……」

「トキオは外がどうなっていると思う?」

「外?うーん、どうと言われても」

「ちがう、この壁の外」

「え?ここより外があるの?何もないんじゃないの?」

「あると思うよ。ぼくはずっとそんな気がしてたんだけどね、最近、だんだイメージがはっきりしてきたの。ぼくが外に出たいなぁ出たいなぁって思ってると、外から2人の人がぼくをたすけにきてくれるの。その1人の顔が、トキオにそっくりなんだ」

トキオは夜もベッドのなかでミミヒメの話「外の外」を考えます。

眠れずにトキオは外にでます。

すると2人の医師と車いすにのる園長先生があらわれます。

「ここより外って、あるんですか?」

一瞬、意表をつかれた表情を見せる園長先生。

「それはトキオくんが考えたの?」

「ミミヒメが」

「あの子は勘の鋭いところがありますからね」

そばにいる女性医師にたしなめられますが、園長先生はつづけます。

「いずれ知ってもらうことです。かまいません。トキオくん、ここより外はあります」

➡「問11」という方法でトキオに壁の外の世界の存在を知らせたのは何者?

➡外に出たいと願うミミヒメをたすけにくる2人は誰?

➡その2人のうち1人の顔がトキオにそっくりなのはなぜ?それはトキオ本人?

➡トキオの質問に園長先生が意表をつかれたような表情を見せたのはなぜ?

外からたすけにくる2人のうち1人がトキオの顔にそっくりというミミヒメの予知。

そういえば、トキオと似た顔だちのマルはキルコと天国をさがしています。

トキオのいる施設が天国だとすると、ミミヒメの予知はぴったり合致。

たすけにくる2人はキルコとマルということになります。

でも軟禁されているふうでもないミミヒメをなぜ「たすけにくる」のでしょう??

そしてふたたび魔境編に。

地獄=人食いの棲む「魔境編」の世界!?

天国大魔境
キャラクター
左上:マル 右上:キルコ
左下:テツオ 右下:ミミヒメ

道すがら疲れたとごねるキルコは18歳か20歳

キルコの荷物を肩代りするマルは15歳であると会話からわかります。

やがて2人は「八巣旅館」にたどりつきます。

キルコは12万円の宿賃を払いますが安すぎると恐縮して単3電池4本も女将さんに渡します。

喜ぶ女将さんのかたわらでキルコは宿帳を確認しますが探し人の名前はありません。

写真も見せると女将さんが過去の宿帳も見てくれます。

このとき写真の男性が「イナザキロビン」という名前であるとキルコが言います。

もう1人は名前はわからないけど「医者」であることも。

➡キルコたちが泊まるのは異形の何かが屋根にいた旅館?

➡崩壊後も日本円が流通機能するのはなぜ?

➡親友イナザキロビンと医者のキルコとの関係は?何者?

政府も自治体もない社会規範が崩れた世界ですがお金は機能。

物の価値が圧倒的に強そうですが、崩壊後もお金が紙くず化しない日本ってすごいですよね。

と、それはさておき、キルコとマルが泊まる旅館はちょっと前の闇夜の場面に酷似。

雷鳴がとどろく暗がりに異形の何かが屋根にいたような。。。

入浴のあと、キリコが充電しようとすると日が沈むまでにすませるようにと女将さんが話します。

旅館の屋根に太陽光パネルがあるので太陽光発電しているようです。

ドライヤーで髪をかわかすあいだ、キルコは部屋のすみにケースにしまってある銃を見つけます。

女将さんは「このへんには怪物がでるからね。夜は出歩いちゃだめだよ」とこたえます。

「怪物って、人食いのことですか!?」とキリコが聞くと女将さんは驚いた顔つきに。

「人によって呼び方はまちまちなんですが、こう、大きくて、ぐちゃぐちゃっとしたかたちで、人を食べるやつ。ぼくら、それ殺せますよ」

炊事していた女将さんは包丁をにぎりしめます。

「あんな、銃もきかないのに」

「やれますよ、キル光線ならききますし、この子の──」

「キル光線!?」

「何さ」

「キル光線。キルコの光線だからキル光線」

「何べんも何べんも確認すんな。変なこと言ったかと思うだろ」

そして食事に。イノシシと何かの肉と野菜の煮込んだものが食卓に。

食事しながら女将さんが二人に話します。

近親者同士で子をもうけることが遺伝子的に危険であることを。

ここでキリコがマルと姉弟でないことを否定。

マルとの肉体関係も全否定。

そして東京で便利屋をやっているときにマルのボディーガードを依頼された経緯を説明。

警護対象以上の感情はありませんから」

と女将さんに強く訴えます。

この言葉にマルは傷ついたようす。

部屋に行くと寝つきのよくないはずのマルがすぐ就寝。

キリコは何かおかしいと感じながら足元がふらついて倒れこむように眠ります。

そして不穏な雰囲気がたちこめるなか、月明かりを頼りに暗がりの窓辺で女将さんが銃に弾丸をこめるシーンが。

大きな満月の光に陰が映るなり唸り声をあげた異形の何かが窓のすぐ外におりたちます。

すると突如、天国編に。

トキオが園長先生に話します。

「ここより外ってあるんですか?」

「ここより外はあります」

「ただし、浅ましい怪物がうごめく汚れた世界、地獄です」

園長先生がそう答えるなり、悲鳴のような甲高い叫び声をあげながら先ほどの異形な何かの不気味な頭部があらわれます。

➡キリコとマルは女将さんに睡眠薬をのまされた?

➡女将さんが逃げずに異形の何かと銃で戦おうとするのはなぜ?

➡異形の何かがいるキルコたちの世界は地獄?

➡外は地獄で怪物がいると園長先生が知っているのはなぜ?

マルがすぐ寝てキルコも倒れるように眠るようすから睡眠薬路線が濃厚。

銃をもっているとはいえ、崩壊後の無秩序な世界を女性1人で暮らせることに少し違和感が。。。

キルコたち宿泊者に女将さんは何かを隠しているのかも。

天国編の象徴的なトマトの存在。

そして園長先生による「外は地獄」発言。

天国編の施設の外にキルコたちの世界がある可能性が濃厚です。

園長先生がすべて知っているような雰囲気をかもしているので今後の重要人物かもしれませんね。

という感じに、良からぬことが起こりそうな雰囲気のなか第1話がおわります。

第1話「天国と地獄」の感想

謎がてんこもりですが、ぜんぜん難解ではないんです。

話がすすむにつれて、しぜんと意味がわかる作りになっています。

むずかしそうなストーリーですが、読者をおいてけぼりしない配慮がしっかり。

惹きこまれる理由はそこにあるのかなぁと感じます。

アクションメインでお色気もありますが、感動必至の物語です。

とってもおもしろいのでちょっとでも興味がありましたらおすすめです!

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あきまる

会社員のパパです。 趣味は投資と料理とゲームと書き物。 基本インドアですが秋冬春はジョギング、 夏は海でシュノーケリングを楽しんでます。

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