2Q決算が発表された「NVIDIA」
そういう雰囲気はわかりやすいくらい漂っていましたが、想像をはるかに超えるくらい絶好調ですよね。
半導体セクターやNASDAQをはじめとする株式全般を保有しているみなさん、良かったです!
おめでとうございます!
下回ることはないにせよ市場予想すれすれで株式市場全体に大きな調整が入ったらどうしようとチキンゆえに不安になっていましたが、杞憂におわってホッとしています。
つぎの決算でまた同じような不安におちいるかもしれませんが、ビビリであるかぎり避けられません。
蚤の心臓をもつチキンのみなさん、がんばりましょう!
NVIDIAの決算内容
半導体メーカーの米エヌビディアは23日、人工知能(AI)プロセッサーの需要急増を追い風に今四半期の好調な売上高見通しを明らかにした。これを受け同社の株価は時間外取引で一時8%強上昇した。
発表資料によると、8-10月(第3四半期)売上高は約160億ドル(2兆3200億円)の見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は125億ドルだった。
エヌビディア株急伸、好調な売上高見通しで旺盛なAI需要示唆 - Bloomberg
2Q決算は101.5%増収、843.3%増益。
売上高は前年同期の2倍で135億ドル。
純利益は前年同期の9.4倍で61.9億ドル。
いずれも市場予想を大きく上回る実績。
時間外取引で株価は8%上昇したようです。
すごいッス。
もうそれしか言葉がでてきません。。。
もうけるなら欲しくなるのが人の性ですが、さらに伸びる見込があるとはいえ、ここまで株価が高くなるとちょっと考えものですよね。
個別株はいまからでは遅きに失する感じですから、指をくわえて眺めながらNVIDIAを含むハイテク銘柄や半導体関連銘柄に分散投資するのが良策かもしれませんね。
NVIDIAの競合他社の財務や収益は?
こちらはNVIDIAの競合比較です。
楽天証券アプリからひっぱってきました。
毎日のようにその名前を目にするNVIDIAですから凄まじい勢いがあるのはよくわかるのですが、同業他社はどんな感じなのか気になりました。
競合他社は同業種で同レベルの時価総額から選ばれています。
スコア (MAX5) | 財務 | 収益 | 割安 | 安定 | 株モ | |
---|---|---|---|---|---|---|
エヌビディア | 2.5 | 6 | 7 | 1 | 6 | 10 |
マイクロチップ・ テクノロジー | 4.5 | 10 | 7 | 5 | 7 | 7 |
NXP セミコンダクターズ | 4.5 | 8 | 9 | 5 | 9 | 7 |
アナログ・ デバイセズ | 4.0 | 8 | 9 | 4 | 9 | 6 |
ブロードコム | 4.0 | 8 | 9 | 3 | 7 | 10 |
クアルコム | 4.0 | 7 | 9 | 6 | 7 | 6 |
インテル | 3.0 | 1 | 10 | 3 | 6 | 6 |
テキサス・ インスツルメンツ | 3.0 | 4 | 7 | 3 | 10 | 7 |
マイクロン テクノロジー | 2.5 | 3 | 5 | 6 | 8 | 8 |
AMD | 1.5 | 7 | 5 | 2 | 6 | 5 |
マーベル・ テクノロジー・ グループ | 0.5 | 2 | 3 | 2 | 5 | 5 |
スコアリングの基準を抜粋しましたが「(・・?」な感じなので小さく表示。
専門家の方々が詳細にチェックしてくれていますのでありがたく眺めさせていただきます。
企業スコア
財務から始まる5つのポイントはいずれもそれぞれの基準を均等加重
・財務健全性の基準は採算性、負債、売上、配当状況
・収益性はアーニングサプライズ、証券会社による投資判断変更、業績見直しの修正
・割安性は株価対売上高、実績PE、予想PE
・安定性はボラティリティ、リターン変動性、市場ベータ、インデックス相関性
・株価モメンタムは株価の市場での相対的な強さ、季節性
スコア化してみて、これだけ話題になるNVIDIAのすごさが改めてよくわかりました。
割安性「1」
株価モメンタム「10」
割高マックスでモメンタムもりもり。
ビビリな性分なので迂闊にさわっちゃいけないと身構えてしまうレベルです。
これからもっと成長するにちがいないという熱い想いがこめられているのでしょうけど、決算ハードルはどんどん高くなっていくでしょうからNVIDIAにとっては重いですよね。
その点、マイクロチップ・テクノロジー、NXPセミコンダクターズ、アナログ・デバイセズ、ブロードコムの4社は財務健全性と収益性の合計が「17」という高スコアのわりに割安性が「5」以下。
ブロードコムにいたっては割安性「3」です。
通信ネットワーク全般を手掛けており、日本ではニンテンドーが主な顧客になっています。
ちなみに2023年8月24日時点の4社の株価と配当はつぎのとおりです。
株価(ドル) | 配当(ドル) | |
---|---|---|
マイクロチップ・テクノロジー | 77.76 | 1.26 |
NXPセミコンダクターズ | 193.82 | 3.38 |
アナログ・デバイセズ | 173.69 | 2.97 |
ブロードコム | 854.46 | 16.40 |
株価が高いし円高傾向にあるので手をだしづらいですけど、このなかで長期で保有するならブロードコムでしょうか。
為替が145円とすると123,897円。
割安なんでしょうけど、小市民にはちょっと高いですね。。。
おとなしくS&P500やNASDAQをちびちび購入することで世界を席巻する半導体セクターを応援していくことにします。
というわけで、売上高前年同期の2倍!好決算【NVIDIA】と競合他社の財務や収益のスコア比較をチェック、でした。
わが家は楽天証券で資産運用しています。
記事のスコア比較は楽天証券アプリ「iSPEED」からの引用です。
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