ニホンヤモリの大好物の虫って何だと思いますか?
ニホンヤモリにも嗜好があるでしょうから個体によって多少はちがってくるでしょう。
でも長年飼っていると、なんとなくですがわかるんです。
虫を与えたときのテンションの高さで。
というわけで、ニホンヤモリの大好物の虫をランキングしてみました!
虫の小さい画像(バッタ・キリギリス・カマキリ)があります。
あまり得意でない方は閲覧にお気をつけくださいませ。
ニホンヤモリの大好物のエサはバッタやキリギリス
ニホンヤモリは可愛いです。
イヌやネコを飼えないわが家では癒しの存在です。
こんな感じにストレスをあまり与えないていどにふれあっています。
見た目はとっても愛らしいんですが、ニホンヤモリは野生の生きものなので身近に生息している虫ならだいたい食べます。
ポイントはニホンヤモリの頭より小さいサイズであること。
まる呑みするので頭(くち)より大きいと食べられないんです。
わが家のニホンヤモリに与えたことがある虫はこんな感じです。
✅バッタ。コオロギ。キリギリス。
✅クモ。チョウ。ガ。
✅アオムシ。シャクトリムシ。カマキリ。
チョウはシジミチョウなどの小ぶりなもの。
バッタは小さめのショウリョウバッタ。
カマキリは幼体です。
ぜんぶ食べるんですが、あきらかにテンションがちがうんです。
わが家の子だけかもしれませんが、とくに大好きそうなのはショウリョウバッタ。
トノサマバッタやイナゴは大きくてこわいのか、食べるどころかおうちに隠れてしまいます。
ショウリョウバッタのよく跳ねる動きに触発されてテンションが高まるのか、動きが機敏になってバッタを狙う目つきが真剣そのものになるんです。
丸呑みしたあと1分間くらい恍惚としているくらいなんですよ。
他の虫を食べたときには見られない行動です。
ニホンヤモリの大好物を勝手にランキング
ニホンヤモリに直接聞いたわけではないので定かではありませんが、虫を食べるすがたを見てきて感じた雰囲気で勝手にランキングしてみました。
ニホンヤモリを飼っているみなさんと、これから飼う予定のみなさんのご参考までにどうぞ。
エントリーするのは次の9種類の虫たちです。
✅バッタ。コオロギ。キリギリス。
✅クモ。チョウ。ガ。
✅アオムシ。シャクトリムシ。カマキリ。
さっそくですが、いきなり発表!
🥇1 | バッタ・キリギリス。小さめのショウリョウバッタが大好物 |
🥈2 | カマキリ。茶褐色のやわらかそうな幼体だと奪いあいに |
🥉3 | シャクトリムシ。Ωになって動くすがたに夢中です |
4 | クモ。定番のおいしさなのかもしれません…… |
5 | アオムシ。やらわかくてジューシーなのかもしれませんね…… |
🥇1位はバッタとキリギリス!
まちがいなくどちらも大好物です。
きっと動く獲物を狙う習性があるんでしょう。
キリギリスはともかく、ショウリョウバッタはぴょんぴょんよく跳ねますからね。
トノサマバッタやイナゴにはまったく見向きもしないんです。
トノサマバッタ系は頭とか脚とか固そうだからおいしくないのかもしれませんね。
🥈2位はカマキリ!
成体のカマキリは身体が大きいので、飼育ケースに入れるとこわがって近づきません。
カマキリは目がやばそうな雰囲気ですし、たしかに間近に迫ってきたらこわいですよね。
小さい幼体だとわが家の子たちは奪いあう勢いで狙っていきます。
ほぼ通年のクモやペットショップのコオロギとちがって初夏シーズン限定。
レアなご馳走なのでひっしになるのでしょう。
バッタやキリギリスと同じくらい大好物でまちがいなしです。
🥉3位はシャクトリムシ!
苦手な方もいらっしゃるのでなま画像ではなくイラストにて。
アオムシとなにがちがうの!?と疑問を覚える方もいらっしゃるかもしれませんよね。
シャクトリムシはガの幼虫で、アオムシよりほっそりスリムで「Ω」な感じになって移動するやつです。
動きがあってしかも奇抜なので惹きつけられるのでしょう。
こういうふうに「Ω」なって移動している最中によく捕食されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
推測ではありますが、ショウリョウバッタやキリギリス、シャクトリムシは草食性であるため臭みが少なく食べやすいのかも。
カマキリは肉食性でも幼体はまだそれほど多く捕食していないでしょうから、同じ理由から味が好みなのかもしれません、たぶんですが。
でもそう考えると人間も同じで、鶏や豚や牛などの草食性の動物のお肉をよく食べますし、あながちまちがいではないのかもしれませんね。
というわけで、ニホンヤモリのエサを解説!大好物の虫をランキング形式で紹介、でした。