世界を見るとコロナ収束の見通しがたたない国もありますが、日本は終わりが見えてきている雰囲気ですね。
電車も観光地もショッピングモールも人手がふえてきました。
にぎやかなのが好きなじぶんはうれしいです。
このままコロナが終わってくれるといいなぁと感じる日々です。
わたしの勤め先は地域に根づいた小さな会社です。
コロナ前の2019年は業績がそこそこ良かったようで、おいこづかいレベルの期末賞与や1泊2日の社員旅行がありましたが、コロナで業績は急降下。
詳しい数字はわかりませんが、資金繰りに苦労している様子で、昨年2020年は賞与なし・社員旅行なしでした。
もう11月ですので今年もないでしょう。
社員旅行いらないけど、おこづかいボーナスは欲しかったなぁ。
コロナ禍のあいだに社員が2人退職。
若くて熱意も能力もあったので早々に会社に見切りをつけたのでしょう。
そういうわけで人員補充を陳情してきましたが、会社としてはこれ以上のコスト増はできないので残っている社員で協力してのりきってほしいと見送られました。
残っている社員もじぶんの業務量で手いっぱいですから、部長が「協力」を訴えても空しく響くだけでした。
社員がぬけた穴2つはわたしの担当グループにあるため、じぶんが日々埋め埋め作業をくりかえしています。
前々から気づいていましたが、やはりブラックです。
3人分の仕事量なのにいくらがんばってもお給料をふやしてもらえないので、最近はお客さんや他の社員に迷惑をかけないていどに「じぶん働きかた改革」しはじめました。
おなじような境遇にある人ってけっこう多いのではないでしょうか?
3人分の仕事は初なのでいい経験と思いたいけど、お給料はふやしてほしいなぁ
会社が潰れると路頭に迷ってしまうので困りますが、わたしの勤め先のように補助金を頼って生き延びているゾンビ化した会社って多いんじゃないかなぁと思います。
そういうゾンビ化した会社に雇ってもらっている下層庶民なじぶんなので、いまさらながら下層庶民なりに対策をうつべく考えました。
「じぶん働きかた改革」の骨子
①本来の担当業務を最優先
現在いただいているお給料は本来の担当業務にたいする報酬なのでここはブレずに徹底。
ただし全力注力すると他の業務が回らなくなるため8割から9割にパワーセーブ。
(ブログ書いてる時間あるんだから全力でやれるだろうという意見ありそうですが、見逃してください……)
②穴2つは必要最低限の時間と労力
ここにちょっとでも力を入れるとやむなしの兼任をじぶんの業務としてわたしが認め受入れたと勘ちがいされる恐れアリ。
そのため必要最低限に。
とうぜん必要最低限の仕事量なため関連する現場の歯車が嚙み合わなくなりはじめるので、そのとき上層部に不満がぶつかるようにな根回しをおこたらない(わるい大人です(¬_,¬) )
(根回しする時間あるんだから全力でやれるだろうという意見ありそうですが、見逃してください……)
③協力してもらえると助かりますアピール
兼任2つあるからちょっとでも協力してもらえると助かりますと周囲にアピール。
このとき上層部批判はNG。墓穴を掘りかねないのでネガティブ要素は徹底排除しています。
この上層部批判NGは②の不満を上層部にぶつける根回りとリンクします。
ポジティブ姿勢を見せつつお給料そのままで兼任「させられて」いることを皆に認識してもらうのが狙いです。
職場にやさしい人が多いので大変ですねと憐れんでほんのちょっとは協力してくれます。
業務内容や業務量が変化したときはじぶんの働き方を明言したほうがやりやすいなぁって最近よく感じます。業務に関する契約書がないから、中途半端な管理職だとあれこれ理由をつけられて仕事をどんどん増やされるので危険ですね
「じぶん働き方改革」の現在
実際やってみて3週間ですが「①本来の担当業務を最優先」が最優先でなくなる場面が頻発してきています。
穴2つはわたしの担当グループのため、わたしがやるべき仕事であるという認識・前提でもって部長その他は各種社内メール配信してきます。
穴2つもわたしの仕事だと明言しないのがちょっといやらしいところですね。
わたし中心に皆で協力してのりきるようにとの変わらぬスタンスですが、わたしを中心にするのであれば、給料をふやすという当初の要望をうけれいてほしいです。あいかわらず聞く耳をも持たない感じですが。
「②穴2つは必要最低限の時間と労力 」「③協力してもらえるとたすかりますアピール」はどうにか死守できている感じです。今後も鋭意継続します。
本来の担当業務以外の仕事を回されてムリそうだったら、理由をそえてムリですと即答するようにしています。あいては小さいとはいえ組織なので勇気がいりますが、契約とお金の話をうやむやにするのってじぶんの会社のよくない風習かなと思います
まとめ
中小企業が多い日本はわたしの勤め先みたいなブラックな会社が大半なのかなと思います。
コスト減を強行しつつ利益増を声高にさけぶのってとうぜんなのかもしれませんが、適切な人員補充をさけたり、時間外労働を半強要したり、有給休暇をしぶったり、いたるところで蔓延しているのかもしれないと想像すると、わたしが思っている以上に、この国の未来ってそうとう暗くなるんだろうなぁ。
ほとほどにお仕事をがんばって、すくないお給料でも全米全世界へ投資するのが最適解ですね。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。