アメリカ3指数が続落していたのですがようやく戻りました。
涙が枯れてきた方にはうれしい知らせですよね。
ほんじつは「シリーズ・アメリカ経済市場」第3弾
【「NYダウが落ちこむと悲しくなる」みんなに愛されるNYダウとは】
と題してNYダウとは何なのか?を追いかけていきます。
最終回ですか?
第3弾ってあるから続くかも
NYダウって何?
「ダウって何?」と思う方もいますよね。
わたしの奥さんは「え、バウ?」「犬?」と聞き返しました。
犬の吠え声は「バウ」ですよね。
「ダウ」ではない。
しかし奥さんの「犬?」はあながち間違いではないのです。
その件はのちほどご紹介します。
まずは「ダウとは何か」を見ていきましょう。
NYダウとは?
●正式名称は「ダウ工業株30種平均」
●NY証券取引所とナスダックに上場する代表的30銘柄を選抜
●ウォール・ストリート・ジャーナルを発行するダウ・ジョーンズ社が算出を始め、現在はS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が算出
●1896年から続くアメリカの最も古い指数
●当初は工業関連の銘柄で構成。時代の変化にあわせて現在はIT企業やサービス業もラインナップに。代表銘柄はアップル、マイクロソフト、マクドナルドなど
👇NYダウのリンクです。興味ありましたらご覧ください。👀
Dow Jones Industrial Average® | S&P Dow Jones Indices (spglobal.com)
正式名称は「ダウ工業株」ですがITもサービス業もあるのがポイントですね
設定されてから1世紀すぎているから産業構造が変わったんだね
ダウ平均株価って何?
次にダウ平均株価を調べてみましょう。
ダウ平均株価はNY証券取引所とナスダックに上場する代表的30銘柄の株価指数です。
30銘柄の平均を算出したのがダウ平均株価指数です。
30銘柄の株価の平均を表します。
株価の高い銘柄の値動きに影響をうけやすいのが特徴です。
だからダウ平均株価なんだね
平均算出は株価の動きに注目できるのでアメリカ経済の現状が一目瞭然ですね
指数算出方法「 平均」と「加重平均」のちがい
ダウ平均株価は株価の平均です。
シンプルですよね。
「平均」による指数は株価の高い銘柄の値動きに影響されやすいのが特徴です。
景況感や経済の雰囲気があらわれやすい指数です。
ダウ平均株価がこれにあたります。
「加重平均」による指数は時価総額から算出するため個別銘柄ではなく大型株の影響を受けやすいのが特徴です。
株式市場の実質価値をあらわす指数です。
NASDAQやS&P500がこれにあたります。
日本は日経平均株価が平均。TOPIXが加重平均です
ダウも日経平均も雰囲気をつかむのに便利なんだね
ダウ平均株価チャート
次のチャート表はダウ平均株価です。
コロナ禍で大きく下落しましたが、すぐに回復基調に戻っています。
さすが世界をけん引するアメリカ経済ですね。
ダウ平均株価は株価の動向をドルで表します。
NASDAQやS&P500は「ポイント」ですが、株価を平均したダウはそのままドルです。
1896年の基準価額40.94ドルから算出されはじめました。
史上最高値は2021年8月13日場中の35,610.57ドルです。
コロナのような未曽有の出来事があってもアメリカ経済は足踏みしないでまえへ進みます。
まさに希望ですね。
その圧倒的な勝率から、ダウを利用した投資法があります。
さいごにその投資法をご紹介します。
ダウの犬ですか?
うちの奥さんが言った「バウ」は当らずも遠からずでした
「ダウの犬」の投資法
「ダウの犬」は英語でDogs of the Dow
ここでのDogsは「くだらないもの」「失敗作」を意味しているようです。
ダウの犬は「NYダウの安い銘柄」というイメージでしょうか。
「ダウの犬」の投資法は次のとおりです。
「ダウの犬」の投資法
①NYダウから高配当10銘柄を選ぶ
②その10銘柄へ均等に投資して配当金を再投資
③1年後にふたたび高配当10銘柄を選び、外れた銘柄は売却。新しい銘柄を購入
一般的に高配当銘柄は人気が低く株価が安い傾向にあります。
業績が落ちこむと株価がさらに下がって配当がなくなるおそれもあります。
高配当は株価が上がる理由ではないからですね。
ところが、NYダウの30銘柄は全アメリカ選抜の超優良企業です。
「ダウの犬」の投資法では選りすぐりの30銘柄からさらに10銘柄を選びます。
いずれも超優良企業ですから超低リスクで高リターンを得られるわけです。
資金が潤沢になければ活用できない投資法ですから、じぶんは細々と投資しながらこういう考えもあるのかと参考にさせてもらっています。
というわけで、【NYダウが落ちこむと悲しくなる」みんなに愛されるNYダウとは、でした。
ダウの犬って猟犬風だけど
バウの犬ってゆるかわだね
むにゃむにゃ…
寝るんですね…