遊ぶとお米が恋しくなる【天穂のサクナヒメ】アクション苦手でも直感操作で快適！

2020年11月にスイッチとPS4で発売された【天穂のサクナヒメ】

ずばり、これは「買い」です。

「米は力だ」がキャッチコピーの和風アクションRPGですが、知らないと「？？？」ですよね。

発売当初すごく話題になったようですが、じぶんはそのころコロナ対応で連日仕事漬け。。。

今回はじめて Nintendo Switch Online 加入者限定の「いっせいトライアル」で知ったのですが、このゲーム、おもしろすぎです。

序盤を遊んでみた感想を綴りますので、アクションが苦手なみなさまのご参考になるとさいわいです。

なぜ「和風アクション」と「稲作シミュレーション」が融合？

ゲームの基本構成はアクションとシミュレーションの2本立て。

アクションはマリオワンダーみたいな2D横スクロール。

ステージ毎に目標があってそれを達成していくと新しい目的地が出現します。

シミュレーションは田起しとか田植えとか稲作そのもの。

米の収穫とともに主人公が成長していくシステムです。

なぜに和風アクションと稲作シミュレーションの融合なのか？？

それは、主人公「スクナヒメ」の両親が神さまだからなんです。

お父さんが武神タケリビ、お母さんが豊穣神トヨハナ。

「サクナヒメ」は武と豊穣の資質を受継いでいるわけなんですね。

ゲームシステムは、まさにストーリーそのもの。

考えがものすごく良く練られていますよね。

和風アクションの各ステージはいつでも離脱可能

各ステージはいつでも離脱してマップに戻れるので安心です。

取ったアイテムをそのまま持ち帰れるのも嬉しいポイント。

入るのも出るの自由。

やられそうになったら、さいごまでクリアしなくてOKなんです。

しかも敵の難易度を調整できるし、操作もシンプル。

通常の斬撃･打撃とは別に、アクション技が複数あるんですが、セットできるのは合計8つ。

武技が4つと、羽衣技が4つ。

武技は農具でもある通常武器を使う強力な攻撃技。

羽衣技は伸縮自在に動かせる羽衣を使う補助技。

技は豊富にあるんですが、アクションが苦手なのでじっさいに使っているのは気に入った技のみ。

実質2つか3つ。。。

しかし、それでもなんとか攻略できてしまうという懐の深さ。

武技の使用ボタンは「Ⓐ＋方向キー」なので直感的に操作可能。

複雑なアクションが苦手だとありがたいシステムですよね。

爽快に動き回るサクナヒメ、めちゃくちゃカッコイイです！

稲作シミュレーションはある意味「大人キッザニア」

稲作シミュレーションは、米の収穫がサクナヒメの成長に直結。

米がたくさん穫れるほどサクナヒメは強くなるんですが、稲作は自然があいて。

必ずこうなるという正解はないので、ぜんぶの作業があれこれ試行錯誤しながら。

土壌の状態を見て堆肥を工夫したり。

毎日こまめに田んぼを確認して雑草をぬいたり。

雨の多さや気温の変化によって水はりを変えたり。

やりこみ要素をあげ始めると、たくさんありすぎて書ききれないくらいなんです。

まどろっこしいと言えばそうなんですが、思うようにいかない稲作をカジュアルに追体験できるのが魅力。

リアル生活が忙しいときは田右衛門というキャラに作業ぜんぶを任せることも可能。

家にいながら米作りを追体験できます。

【田植唄】が心の深いところに染みてくる

【天穂のサクナヒメ】の主題歌「ヤナト田植唄」

サクナヒメたち登場人物たちもゲーム上で唄うんですが、この「田植唄」がとにかく染みる。。。

うっとり聞いてしまうと涙腺が。。。

これはちょっとズルい演出です。

こっちはゲーム序盤で登場人物たちが唄うほう。

それでこっちが朝倉サヤさんが唄うほう。

稲作がテーマのこの「ヤナト田植唄」が「和風アクション」と「稲作シミュレーション」をしっかり融合させているのはまちがいないですよね。

アクションゲームだから感動系ではないと勝手に思いこんでいたのでまさかの不意打ち。

今まで知らずに来たのがもったいないと感じていますが、遊ぶことができて良かったです。

まとめ

複雑な操作が必要になるアクションゲームが苦手でもぜんぜん大丈夫です。

アクション以外の要素がふんだんに散りばめられているので楽しく遊べます。

ただ、遊ぶとお米が恋しくなるのが最大のメリットでもありデメリットでもあるかも。。。

おいしく食べられるんですが、ついつい食べすぎてしまうという。。。

というわけで、お米の食べすぎに気をつけながら遊びましょう！