1株から購入できるアメリカ市場とちがって東証銘柄は購入単元が100株ですので手を出しづらいですよね。
楽天証券ユーザーのじぶんは1株から購入できる楽天の「かぶミニ」のようなサービスがあるのを知っていたのですが、じつはリアルタイム取引もできるようになっていたんですね。
楽天証券を利用しているみなさんはご存知でしたか?
じぶんは恥ずかしながら知りませんでした。
1株で安価とはいえ、その場で値段を確認して購入できるのは嬉しいです。
いろいろ言われる楽天グループですが、楽天証券は使い勝手もサービスも素晴らしいです。
よかったらいっしょに証券各社のサービスと楽天証券の「かぶミニ」の特徴を確認していきましょう!
【単元未満株】取扱証券会社のサービス比較
単元未満株取扱について、楽天証券サイトから引用させてもらいまいました。
ぜんぶ有名どころの証券会社ですね。
CONNECT証券は大和証券のスマホ専業証券です。
かぶミニ™(単元未満株取引) | 国内株式 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)
ざっと見ていくと、楽天証券とCONNECT証券のサービス内容が近いです。
なかでもリアルタイム取引ができるのは楽天証券とCONNECT証券。
往復コスト面でも33円の楽天証券と50円のCONNECT証券に分がありますが、いずれも参考価格5千円の場合です。
単元未案株は100株未満を手軽に購入できることに最大の魅力があるので、ちょびちょび購入して配当や優待獲得を目的にしたり、少しずつ買い増しして一定期間後に売却益を狙うことが多いでしょう。
そこで、参考価格が500円・1,000円・5,000円・1万円・2万円・5万円のときの買付コストも確認しておきましょう。
証券会社による買付コストのちがい
まずは買付コスト。
ちょびちょび購入することが多くなる単元未満株ですので、買付コストは低いほうが有利ですよね。
買付 コスト | 楽天 証券 | SBI 証券 | auカブコム 証券 | マネックス 証券 | 松井 証券 | CONNECT 証券 |
---|---|---|---|---|---|---|
500円 | 2円 | 0円 | 55円 | 0円 | --- | 2円 |
1,000円 | 3円 | 0円 | 55円 | 0円 | --- | 5円 |
5,000円 | 11円 | 0円 | 55円 | 0円 | --- | 25円 |
1万円 | 22円 | 0円 | 55円 | 0円 | --- | 50円 |
2万円 | 44円 | 0円 | 110円 | 0円 | --- | 100円 |
5万円 | 110円 | 0円 | 275円 | 0円 | --- | 250円 |
ざっと見ていくと、SBI証券とマネックス証券が0円で最安、次点が楽天証券です。
何円で購入しても毎回0円なのはありがたいですよね。
ただ、SBI証券とマネックス証券はリアルタイム取引できないので寄付取引になります。
寄付で約定になるので、発注した時点より株価が下がっているぶんには良いのですが、高くなるリスクも伴います。
そのリスクを加味すると、たとえば1万円未満で22円の楽天証券はリアルタイムで取引できる強みがあるので、コストとしては高くなりますが購入金額をコントロールできます。
コストの低さを選ぶか、即自買付を選ぶか、どちらを重要視するかで判断が分かれるところですね。
証券会社による売却コストのちがい
つぎに売却コストです。
最安は楽天証券でおおむね他社の半額以下です。
売却 コスト | 楽天 証券 | SBI 証券 | auカブコム 証券 | マネックス 証券 | 松井 証券 | CONNECT 証券 |
---|---|---|---|---|---|---|
1万円 | 33円 | 55円 | 55円 | 55円 | 55円 | 50円 |
5万円 | 121円 | 275円 | 275円 | 275円 | 275円 | 250円 |
10万円 | 231円 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 | 500円 |
30万円 | 671円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,500円 |
50万円 | 1,111円 | 2,750円 | 2,750円 | 2,750円 | 2,750円 | 2,500円 |
100万円 | 2,211円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,500円 | 5,000円 |
日取り取引をするのであれば売却コストの低さが重要になってきますが、単元未満株ですので利益が薄いですよね。。。
安いに越したことはありませんが、頻繁に売却するのでなければ意識しなくても良いレベルの差といって良いでしょう。
楽天証券に次いで売却コストが低いのはCONNECT証券です。
コスト面についてはそれぞれの証券会社の強みがわかりましたので、楽天証券とCONNECT証券に共通するリアルタイム取引を見ていきましょう。
「かぶミニ」と「ひな株」の取扱銘柄数
単元未満株の取扱サービスを、楽天証券では「かぶミニ」、CONNECT証券では「ひな株」と呼んでいます。
近いサービス内容の「かぶミニ」「ひな株」ですが、取扱銘柄数にどのようなちがいがあるか見てみましょう。
楽天証券 | CONNECT証券 | |
---|---|---|
寄付銘柄数 | 1,602 | --- |
リアルタイム銘柄数 | 492 | 420 |
リアルタイム取引できる銘柄数は楽天証券のほうが多めです。
加えて寄付取引できるのは楽天証券のみです。
楽天証券、CONNECT証券ともにポイント投資ができたり独自のサービスを展開していたりするので、どちらを選ぶかはもう好みですね。
楽天証券のかぶミニ取扱銘柄一覧のリンクを貼りますのでよかったらご覧ください。
かぶミニ™(単元未満株取引) 取扱銘柄一覧 (rakuten-sec.co.jp)
まとめ
比較した6社を総合的に見ると楽天証券が若干メリットで勝っているようにも感じますが、コスト面に焦点をあてると買付コスト0円のSBI証券とマネックス証券が圧倒的に有利です。
ですので、リアルタイム取引を重要視するかどうかで判断するのが良いかもしれませんね。
単元未満株は株主優待の権利や株主総会の議決権はありませんが配当は受取れます。
ちなみにですが、2023年に株式分割する明治ホールディングス・村田製作所・ローム・綜合警備保障・日本電信電話・バンダイナムコホールディングス・リンナイ・第一興商・ダイフクは楽天証券のかぶミニでリアルタイム取引できます。
株式分割で購入しやすくなった銘柄に利用するとさらに購入しやすくなりますね。
ちょっと浮いたお金で1株ずつちょびちょび買って、お小遣いの足しにしていきましょう!
というわけで、1株から購入できる!【単元未満株】取扱証券会社の売買コストを比較チェック、でした。