という悩みをお持ちでしょうか?
ニホンヤモリ飼育歴7年の経験をもとに最適な飼育方法をご案内します。
小さくて愛らしいニホンヤモリを育てて癒されましょう!
ニホンヤモリの特徴
飼育開始にあたって最大の難関となるのは主食の「虫」でしょうか。
「さわれない」「見るのもムリ」でしたら飼育は難しいです。。。
逆にいうと「虫」さえクリアできればお世話はとてもかんたんです。
野生で生きていますから数日間「虫」がない状況でも大丈夫です。
休日など余裕のあるときに「虫」を用意してあげましょう。
ニホンヤモリの特徴
✅成長すると体調10センチちょい
✅寿命は10年くらい
✅主食は虫
✅性格は臆病
✅人家やその周辺に住む
✅可愛い
飼育ケース
ダイソーなど100円ショップにある昆虫飼育用ケースでも飼えます。
ただし春夏はかなり活発なので大きいサイズを用意してあげるとニホンヤモリが喜ぶかもしれません。
2匹とか3匹のときは窮屈しないようにペットショップなどで売っている大きな飼育ケースが理想です。
👇わが家はこちら。小さい植物が入る高さがあって良い感じです
飼育ケース
✅昆虫飼育ケースでもOK
✅100円ショップで購入可能
飼育ケースのなか
⒈隠れ家
隠れ家(おうち)を用意しましょう。
夜行性ですので日中は隠れ家で眠ります。
わが家は厚みのある樹皮や大きめの枝をおいて、そこに観葉植物の鉢をひっくり返して置いて隠れ家にしています。
鉢の代わりに自宅に眠っている植木鉢の水受皿や子ども用コップとかでも代用できます。
安心できる隠れ家を用意してあげましょう。
樹皮や枝は公園に落ちているものでも大丈夫です。
👇玄関があるから出入りしやすくて居心地よさそうです
👇樹皮の隙間は隠れスペースとして人気です
⒉憩いの植物
草花や観葉植物を入れてあげると喜びます。
わが家のニホンヤモリは「パキラ」が大好き。
幹にくっついて休んだり、よじ登って天井にジャンプしたりします。
自然で育ったので植物が大好きなのかもしれませんね。
⒊飼育ケースの中敷き
中敷きがあるとフンを片づけるのがラクチンです。
キッチンペーパーを敷いたり、おがくずを敷いたりしましょう。
土をうすく敷くのもおすすめです。
いちばんお世話しやすい方法にしましょう。
わが家は消臭効果のあるヒノキのおがくずを敷いてます。
ヒノキの香りはコバエやダニがいやがるので衛生的です。
飼育ケースの内の湿気も調整できて一石三鳥ですよ。
飼育ケースに入れるアイテム
✅隠れ家
✅樹皮・枝
✅草花や観葉植物
✅中敷き
ニホンヤモリの水分補給
飼育ケース壁面に霧吹きスプレーします。
びしょびしょでなくうっすら水滴がくっつくていどで大丈夫です。
朝晩1回ずつ霧吹きします。
のどが渇くとペロペロなめます。
体に霧吹きがかかると体温を奪ってしまうため気をつけましょう。
ニホンヤモリの水分補給
✅飼育ケース壁面に霧吹きスプレー
✅朝晩1回ずつスプレーする
ニホンヤモリのエサ
主食は虫です。
クモ、アオムシ、チョウ、バッタ、キリギリス、コオロギ、その他です。
公園や裏山で虫を捕まえましょう。
捕まえるのがムリそうでしたらペットショップや通販でコオロギを購入できます。
コオロギはSS・S・M・Lなどサイズがあるので食べられる大きさを選んであげましょう。
選び方のポイントはニホンヤモリのアゴの大きさ。
丸呑みするのでニホンヤモリの顔より小さければ大丈夫です。
コオロギが大きいと怖がっておうちに隠れてしまうので気をつけましょう。
ニホンヤモリのエサ
✅クモ
✅アオムシ。シャクトリムシも
✅チョウ。小さなシジミチョウが好み
✅バッタ
✅キリギリス
✅コオロギ
ニホンヤモリの冬支度
人間と同じで寒暖差が激しいと変温動物のニホンヤモリでも体調を崩します。
自然にいるときは一定の寒さのなかで生活していますが、家のなかで飼われていると日中は暖房が効いて極端に暖かくなり、逆に夜は暖房が消えると一気に冷えて室温が極端に下ります。
ですので昼夜をあるていど一定の温度にする必要があります。
冬場は飼育ケースの下にヒーターを敷き、暖房を消すタイミングでヒーターの電源をつけてあげましょう。
そうすることで極端な温度変化をさけることができます。
ニホンヤモリの水分補給
✅冬場は防寒対策する
✅パネルヒーターを置くとばっちり
ニホンヤモリの癒し
慣れてくるとこっちをじっと見るようになります。
虫が入ってくるタイミングを覚えているもかもしれません。
明るくなる→人間が現れる→ケースが揺れる→蓋が開く→虫が入る
意思疎通は難しいですが、小さくて仕草が可愛いですし、見ているだけで癒されます。
あっちこっち移動したり。おうちから壁にジャンプしたり。木の幹にぺったりくっついてみたり。
二匹とか三匹いると性格がはっきりわかれていて興味ぶかいですよ。
生きものですので責任が伴いますが、ペットのなかでは飼育しやすいです。
「虫」問題をなんとかクリアしてニホンヤモリと暮らしてみませんか?
というわけで、「ニホンヤモリの初心者でも安心!飼育方法と注意点をまとめて紹介」でした!