株を買ったら値下がり。。。
どうしよう。。。
買った直後に下落。。。
よくありますよね。
そんなときはとりあえず落ち着きましょう。
購入した目的にそった対策を考えるのが大切です。
その株を保有するメリット・デメリットを見ていきましょう。
長期保有ならそのままホールドで貸株
配当金や株主優待が目的でしたら株価が下落しても保有しましょう。
下落基調にあって今後も落ちるのであれば売却して買い直したほうがお得ですが、確実に下落するかどうかはだれにもわかりません。
わたしも購入してから下落することがよくありますが、すぐに売却するわけではないので気にしないようにしています。
注意するべき点は業績や収益が悪化して株価が下落しているケースです。
財務が良ければ株価は回復するはずですが、財務まで悪化しているときは危うので気をつけています。
保有する個別株は楽天証券の貸株サービスを利用しています。
配当金と株主優待は獲得したいので権利確定日に自動返却される設定にしています。
売却益狙いで資金に余裕があれば塩漬で貸株
売却益狙いで購入したものの、大きく下落してしまったときは基本的に貸株で塩漬にしています。
貸株しながら貸株金利や配当金、株主優待を獲得しつつ株価が戻るのを待つ作戦です。
魔がさして買ってしまった配当金や株主優待がない銘柄も貸株に出して金利収入を獲得。
貸株サービスを利用し始めてから先月までの2年半の貸株収入は106,438円です。
金額は少ないですが貸株サービスを利用しなければ0円でしたらからお得ですよね。
ただ、貸株サービスは保有する株を証券会社に一時譲渡する契約です。
証券会社が破綻すると貸し出した株は返却されないので注意が必要です。
わたしの場合は楽天証券。
楽天証券が破綻するリスクよりも貸株収入を得るリターンをわたしは優先しています。
証券会社破綻リスクを許容できるようでしたら貸株サービスを利用したほうがぜったいお得ですよ。
貸株サービスはいつでもやめられるので破綻の兆候を感じとったら即時解除できます。
資金回収を急ぐときは即売却
購入前に配当金や財務を確認しているので下落しても売却するケースは原則ありませんが、資金面で回収が必要になったときはいったん売却します。
損切がもったいないから保有したり根拠なく上がると信じて保有するのは資金面に余裕があるときです。
資金は有限ですから効率的に活用するために売却益がマイナスになろうが泣いて回収します。
ネットを見ていると短期売買で利益を出している人もいますが、資金量が潤沢にありつつ嗅覚のようなものがそうとう秀でているのでしょうから、まねしないに越したことはありません。
複利のちからを使って利益を積上げる方法は再現性100%ですので、こつこつ積立しましょう。
まとめ
配当金や株主優待のメリットがあるときは保有して貸株。
配当金や株主優待がないときは貸株して塩漬しながら売却タイミング待ち。
資金回収が必要なときは即売却。
というルールでわたしは運用しています。
個別株保有時に貸株を利用するのがポイントですが、証券会社破綻リスクを許容できるか否かで判断がわかれます。
許容可能でしたら貸株サービス利用がおすすめです。
ちなみにですが、1年以上継続保有で獲得という条件が付く株主優待は、貸株すると一時的に手放したと見なされるので気をつけましょう。
というわけで、個別株のプチ下落に困ったときの最適な選択は?【売却?塩漬?貸株?】、でした。